アイテム選びのヒントカーテンの選び方
生地の機能性について
カーテンやロールスクリーン、ブラインドの生地を選ぶ際、それぞれの生地がもつ機能面をしっかり確認するのも大切なポイントです。
外から見たときに室内の様子が窓越しに透けて見えないかどうか、プライバシーが守られているかどうか気になるものです。また、夏場での日焼け対策や日差しの遮熱機能に優れているかどうか、お手入れのしやすさなど、生地の厚さ、種類、色によってそれぞれ機能性能が異なります。また昼と夜とでもその差があるので、実際に生地の性能をしっかり確認してセレクトしましょう。
- カーテン生地の
機能性 - ロールスクリーン・ブラインド
生地の機能性
生地の機能性
遮光遮光性能を有する
カーテン生地は光を通しにくい生地に対して遮光等級表示を行っています。
遮光3級⇒遮光2級⇒遮光1級の順に光を通しにくくなり、さらに遮光1級の中で5段階に細分化して表記をしています。
室内を暗くしたい場合はより高い遮光等級(遮光1級、更に5段階でより高い等級)をお選びください。
昼環境における室内の明るさイメージ
遮像遮像性があるシアー
シアー生地にて、室内の見えにくさのランクを4段階に分類し表示しております。
Class C⇒B⇒A⇒A+の順に遮像性が高くなり、ClassA以上のランクには遮像マークを表示しています。
ロールスクリーン・ブラインドの遮光性
昼間にロールスクリーンを閉めた時の室内の明るさ
遮光1級
遮光2級
遮光3級
非遮光
遮光1級の生地を5段階に分類
遮光生地の遮光性評価方法
NIF法(特許 第5437308法)
表記 | 目視度合 (イメージ) |
状態説明 |
遮光1級 (A++) |
生地からほとんど光を感じません。 | |
遮光1級 (A+) |
生地からわずかに光を感じます。 | |
遮光1級 (A) |
生地から光を感じるが、生地の織り組織や色は分かりません。 | |
遮光1級 (B) |
生地から光を感じ、生地の織り組織や色も分かります。 | |
遮光1級 (C) |
生地全体は薄明るく見えるが、人の表情が識別できない暗さです。 |
遮光率99.99%以上の遮光1級は「人の表情が識別できないレベル」の暗さを担保していますが、人の視覚は非常に敏感で、かすかな光も捉えることができるためNIFではNIF法(特許 第5437308法)に基づき遮光1級を更に5段階に分類し表記しております。
※NIFは(一社)日本インテリアファブリックス協会の略称です。
NIF法(特許 第5437308法)
暗室内の電照パネル上に遮光1級のカーテン等の試験体をかざし、全体的な光の透過の見え方、光漏れの有無や多寡を目視で判定し、光りを遮蔽する度合いより区分します。
ロールスクリーン・ブラインドの遮像性
屋外から見た室内の見えにくさ(遮像性)を自社基準の目視判定により4 段階に分類しました。
(※ウッドブラインド・経木すだれは除く)
遮光
遮光性能のあるスクリーンは、黒糸を生地の間に織り込み糸密度を上げる組織や、裏面にコーティング加工をしているため、非遮光のスクリーンと比較し、光を通しにくく透けにくい性質があります。
昼間
室内にある物の形が
わからない。
夜間
室内にある物の形が
わからない。
昼間
夜間
プライベート
昼間
室内にある物の形が
ほとんどわからない。
夜間
室内にある物の形が
ほとんどわからない。
昼間
夜間
ミディアム
昼間
室内にある物の形が
ぼんやりとわかる。
夜間
室内にある物の形が
わかる。
昼間
夜間
- 昼間と比較し、夜間のほうが見えやすい傾向があります。
- 生地の柄や色によって見え方が異なります。特に濃色の生地は明るい色に比べ見えやすい傾向があります。
シースルー
昼間
室内にある物の形が
わかる。
夜間
室内にある物の色や形が
わかる。
昼間
夜間
- 昼間と比較し、夜間のほうが見えやすい傾向があります。
- 生地の柄や色によって見え方が異なります。特に濃色の生地は明るい色に比べ見えやすい傾向があります。
※遮像性基準・イメージ画像は、使用環境やメカの種類などにより、必ずしも実際の見え方と一致するものではありません。生地選定の際の目安としてご活用ください。
室内への気になる日差し対策になる機能
省エネ対策への機能
環境に配慮した機能
汚れがつきにくい機能
お手入れがしやすい機能
安心・安全に関わる機能
ウイルスや細菌への対策となる機能
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