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サンゲツ シンボルマーク

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モノづくりストーリー つくり⼿と使い⼿が語る、アイデアや想いがカタチになるまで

サンゲツでは約12,000点におよぶ内装材を扱っています。それら⼀つひとつがつくられていく裏側にはたくさんの⼈が関わっていて、そこには素晴らしい技やアイデア、想いといったストーリーが詰まっています。そんなモノづくりの背景をお伝えしていきます。
STORY #07 NEW

2024.06.28

壁紙が、知的好奇心をくすぐる

国立科学博物館の所蔵品が壁紙になった。同館が所有する膨大な標本や資料から研究者の監修のもとセレクト、サンゲツが壁紙として制作した「DAY AND NIGHT SCIENCE MUSEUM」シリーズである。モチーフは、海棲哺乳類、陸生哺乳類、植物、岩石、恐竜、鳥類、鉱物の7種。地球の長い歴史によって誕生したさまざまな生物・鉱物のリアルな表情を学術的に担保しながら、インテリアとしてのデザイン性も備えた新しい壁紙である。住宅に取り入れることで、日々の暮らしに“知的好奇心”という付加価値を生み出していく。

STORY #06

2022.07.15

光から壁紙を思考する

室内の明るさは、日中は開口部からの自然光で、夜になると照明器具による人工光で確保する。両者で光の質は異なり、色合いやテクスチャーの見え方に変化をもたらし、インテリア全体のイメージにも作用する。空間の“光”を操る岡安泉さんの提案する壁紙が、壁紙見本帳 『2022-2024 リザーブ1000』(2022年5月発刊)に登場した。題して「Play with Lighting」。光をテーマに緻密に構築されたデザインは、エンジニア出身の岡安さんならではのアウトプットだった。

STORY #05

2022.03.22

日本のモノづくりを世界に示す「カゲトヒカリ」

「伝統的な日本の美を壁紙・床材に如何に表せるか」をテーマに対話を重ね導き出したものは、空間に現れる陰影の中で、かすかな光の移ろい、揺らぎ、重なりという「カゲ」と「ヒカリ」による表情を生み出すことだった。そして、その新しい表現を持つ内装材を実現させるために、卓越した技術を持つ日本全国の技術者・職人たちが加わり、サンゲツ初となる壁紙と床材を同一テーマで商品開発したプロジェクトが始動。隈研吾さん、技術職人、サンゲツの三位一体で3年を越える歳月を経て、日本人の美意識と建築空間をつなぐ「KAGETOHIKARI」コレクションが誕生した。

STORY #04

2020.11.20

壁紙に新風を吹き込む

「しわ」や「ひび」という言葉は、耳にするとネガティブなイメージを抱くが、デザイナーの小林幹也さんの手にかかると“美”が湧き立ってくる。2020年6月に発刊された『2020-2022 リザーブ1000』に収録された「ATTRACTIVE MOMENT」は、小林さんの観察眼によってすくい取られた日常に潜む美しい瞬間を壁紙に落とし込んだシリーズ。CRACK(ひび)、WRINKLE(しわ)、RUST(錆)、BLEED(滲み)、RAIN(雨)、5つのモチーフからなっている。

STORY #03 [後編]

2020.09.04

アワード受賞作を壁紙に<後編・フィヨルド>

第1回「サンゲツ壁紙デザインアワード」で大賞に輝いたのは、画家の山田茂さんの作品「mist(gold)」だった。金箔を背景に白いドットがランダムに散りばめられ、まるで霧のような湿潤な空気感を壁にまとわせる。そして第2回のアワードでも、山田さんの作品が大賞を受賞。黒地にシルバーのラインが斜めに走る「フィヨルド(fjord)」だ。ふたつの作品に共通しているのは箔を用いていること。日本の伝統技法を彷彿とさせながら、スタイリッシュな作風は、見るものを引きつける圧倒的なオーラを発するようだ。その源を探るべく、岡山県玉野市にある山田さんのアトリエを訪ねた。

STORY #03 [前編]

2020.07.17

アワード受賞作を壁紙に<前編・固定されない壁紙>

2017年からスタートした「サンゲツ壁紙デザインアワード」は、空間をグレードアップする新しい発想の壁紙デザインを公募するアワードだ。その第1回に優秀賞を受賞した作品「固定されない壁紙」を大賞作品とならび商品化し、今年1月に発刊された壁紙見本帳『2020-2022 FAITH(フェイス)』に収録した。デザインを手がけたのは、化粧品ブランドでデザイナーとして活躍する磯部真吾さん。その創造の源、思考の流れ、また壁紙として展開していく過程などを伺った。

STORY #02 [後編]

2019.12.23

日本から発信するファブリック<後編 SOU・SOU>

2019年5月に、カーテンの見本帳『AC 2019-2022』を発刊した。そのうちのひとつに、京都発信のテキスタイルブランドSOU・SOUとのコラボレーションがある。SOU・SOUが生み出すテキスタイルにカーテンとの親和性を感じてアプローチし、6柄のアイテムを完成させた。SOU・SOU代表の若林剛之さん、開発を担当した橋本真紀さんの話を交えて、モノづくりの現場を振り返る。

STORY #02 [前編]

2019.12.16

⽇本から発信するファブリック<前編・カーテン>

サンゲツのカーテンは、テイストや価格帯を軸にポジショニングした3つの見本帳をメインに立てている。STRINGS(ストリングス)、AC(エーシー)、Simple Order(シンプルオーダー)である。加えて、壁紙とカーテンをペアリングしたEDAブランドとしてHAMPSHIRE GARDENS(ハンプシャーガーデンズ)を発刊。
前編ではこれらのうち2019年5月に発刊した『AC 2019-2022』について、その特徴や開発時のストーリー、代表的な商品を紹介する。

STORY #01 [後編]

2019.09.19

“素材の可能性”を見せる<後編・和紙>

「国際ホテル・レストラン・ショー2019」の出展時に、ブースを清々しく装った和紙の柱。ていねいにつくられた上質な和紙は、見本帳XSELECT(エクセレクト)に収録されている11種だ。その7段階のグラデーションは単なる色の変化ではなく、製造工程を表すものだった。見る人の心をつかむ繊細な表情の裏側には、さまざまな手技が駆使されていた。
後編では和紙にフォーカスして《モノづくり》のストーリーをお届けする。

STORY #01 [前編]

2019.09.05

“素材の可能性”を見せる<前編・カーペット>

「国際ホテル・レストラン・ショー2019」のサンゲツブースで展示されたオフホワイトのカーペット。デザインはNAO Taniyama & Associatesの谷山直義さんが手がけたもの。「サンゲツが大切にしていること、それによって生み出されるクオリティの高さを示したかった」と語る。それを実現したのは高度な織技法を可能にする、サンゲツの技術力。軸に据えたのは素材の可能性だった。
前編ではカーペットにフォーカスして⦅モノづくり⦆のストーリーをお届けする。

空間のつくり手が語る、空間と素材へのアプローチ