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モノづくりストーリー MONOZUKURI STORY

STORY#04

壁紙に新風を吹き込む

STORY#04 壁紙に新風を吹き込む

「しわ」や「ひび」という言葉は、耳にするとネガティブなイメージを抱くが、デザイナーの小林幹也さんの手にかかると“美”が湧き立ってくる。2020年6月に発刊された『2020-2022 リザーブ1000』に収録された「ATTRACTIVE MOMENT」は、小林さんの観察眼によってすくい取られた日常に潜む美しい瞬間を壁紙に落とし込んだシリーズ。CRACK(ひび)、WRINKLE(しわ)、RUST(錆)、BLEED(滲み)、RAIN(雨)、5つのモチーフからなっている。
写真/森田大貴(プレゼンシート、商品写真、特記をのぞく)

STORY#03 後編 | BACK

PROJECT
奥行きが“美”を際立たせる

つねに美しさを探しています。
暮らしを観察していると新しいデザインのヒントに出会える。

― 小林幹也

  • つねに美しさを探しています。
    暮らしを観察していると新しいデザインのヒントに出会える。

    ― 小林幹也

  • 小林幹也 Mikiya Kobayashi

    小林幹也Mikiya Kobayashi

    1981年東京都生まれ。2005年武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科卒業。インテリアデザイン会社勤務を経て、MIKIYA KOBAYASHI DESIGN(現・株式会社 小林幹也スタジオ)を設立。東京とスペイン・バレンシアを拠点に、家具をはじめプロダクト、インテリアデザインまで手がける。2018年には自社オリジナルのライフスタイルショップ「IMPLEMENTS」も立ち上げる。

完成度の高いプレゼンテーション

壁紙見本帳『2020-2022リザーブ1000』は、巻頭に「Pick Up Wallpaper」という企画がある。建築家やファッションデザイナーなど、ふだんは壁紙とは異なる業種で活躍しているひとに壁紙をデザインしてもらおうという試みだ。2016年、「Joy of Design」をコンセプトに掲げ、リブランディングしたタイミングでスタート。これまでに、壁紙の定型を打破して新風を吹き込むような、ストーリーのあるデザインの壁紙が誕生してきた。今回、白羽の矢を立てたのは小林幹也さんである。
「最初のコンタクトは2019年の1月。ドイツで開催されていたハイムテキスタイルの会場でした」。
家具やプロダクト、インテリアのデザインを手がける小林さんは、このとき日本の絨毯メーカーとコラボレーションした商品のプロモーションで訪れていた。その様子をInstagramで見たサンゲツの壁装材開発担当者はすかさずメッセージを送り、現地でアポイントメント。帰国後にさっそく打ち合わせをして、約1カ月後にはプレゼンテーションを行った。
「壁紙のデザインは初めての試みでしたが、最初の段階で仕上がりのイメージを持つことができました。でも、量産化という観点では押さえるべきポイントがあり、打ち合わせ時のレクチャーのおかげでブラッシュアップすることができ、円滑に進められました」。
こうしてアップされた5つのモチーフによるデザインは、どれもが完成度が高く、難なく次の調整段階に入ることとなった。

  • ATTRACTIVE MOMENT Proposal for SANGETSU CONCEPT
  • CRACK Proposal for SANGETSU CONCEPT
  • Proposal for SANGETSU SKETCH
  • Proposal for SANGETSU IMAGE
  • Proposal for SANGETSU IMAGE CONCEPT
  • BLEED Proposal for SANGETSU CONCEPT
  • Proposal for SANGETSU SKETCH
  • Proposal for SANGETSU IMAGE
  • Proposal for SANGETSU IMAGE
  • RAIN Proposal for SANGETSU CONCEPT
  • Proposal for SANGETSU SKETCH
  • Proposal for SANGETSU IMAGE
  • Proposal for SANGETSU SKETCH IMAGE
  • RUST Proposal for SANGETSU CONCEPT
  • Proposal for SANGETSU IMAGE SKETCH
  • Proposal for SANGETSU IMAGE
  • Proposal for SANGETSU SKETCH IMAGE
  • WRINKLE Proposal for SANGETSU CONCEPT
  • Proposal for SANGETSU IMAGE SKETCH
  • Proposal for SANGETSU IMAGE
  • Proposal for SANGETSU IMAGE

初回プレゼンテーション資料。ここからスタートして壁紙に完成するまでの
デザイン変遷も振り返ると、どれも魅力的なソースになっている。

ヒントは観察にある

「ぼくが携わるデザインは、暮らしにまつわるものが多く、日々の観察の中に必ずヒントがあると考えています」。
キャラクターがありつつも、生活空間に自然に落とし込めるものにしようと考えた小林さんは、既存の現象を見つめ、切り取ることで回答を探っていった。たとえば、大事にしていた器が割れたら悲しいけれど、金継ぎを施すことで形がよみがえり、また継いだところが景色になって新たな美しさが生まれる、といった具合だ。実際に、プレゼン後の打ち合わせで皿を割って見せ、ひびが生み出す自然なライン、その緊張感、ディテールを表現したいと訴えた。結果として生まれたのが「CRACK」だ。
また、書家の祖母の影響で3歳から書道を習っていたこともあり、紙ににじむ薄墨の美しさにひかれていたという。その繊細さを壁紙としてデザインしたのが「BLEED」。
「RAIN」は、天気雨のときの太陽光や夜の街灯によって雨粒が光を受けると、周辺の景色が映り込んでキラキラする、その現象をピンク、緑、黒に分解し、奥行きを感じさせるようにレイヤーを分けながらiPadで描画していった。
さらに、家具デザインに携わる中で、革に触れる機会も多いと話す。ところが、「生き物の皮だから個体差があって、傷やシミ、シワは自然なこと」にもかかわらず、クレームになるからとはじかれる。しかし、小林さんの琴線には大いに触れる。それが「WRINKLE」を生み出した。
「RUSTは最後に決まったデザイン。『これ!』という錆が見つからず、ずいぶんと探しました」。フィールドワークの中で発見したのは、バイクショップで雨ざらしになっていたフェンダー(泥除け)に浮いていた錆。それを写真に撮って、アレンジしていった。

  • 「CRACK」RE51046
  • 「BLEED」RE51058
  • 「RAIN」RE51061
  • 「WRINKLE」RE51049
  • 「RUST」RE51052

デザインアイデアを量産化へ

サンゲツとのデザインのやり取りで、小林さんがもっとも驚いたのは、「リピートの調整力」だったという。絵柄の印刷工程では円筒形の印刷版でインクを載せていくため、どうしても縦方向につなぎ目ができてしまうし、壁紙は横方向に並べて貼るので左右で接する部分がある。そこを、いかにもジョイントであるとわからないようにしながら、原画のイメージを維持するために、サンゲツでは原寸で出力し、目視によってチェック、微調整していく。そのくり返しで違和感のないデザインに仕上げていくのだ。「ぼくの描いたデザインがきれいにリピートされていく様子は圧巻でした」と小林さん。
そのほか、製造方法により可能な表現の幅が決まっており、色数や、ラインの太さにも限界がある。なだらかなグラデーションとぱっきりとした形、どちらも生かすためにグラビア印刷とスクリーン印刷を組み合わせ、効果的なパールやエンボスの使い方など……。「満足のいく表現になったのは、サンゲツさんのサポートあってこそ」。

初回プレゼンテーション資料。

リピートを調整して商品化した「RAIN」。柄のつなぎ目が目立たない。

左/初回プレゼンテーション資料。右/リピートを調整して商品化した「RAIN」。柄のつなぎ目が目立たない。

尊敬する川上元美さんの背中を見つめて

学生のころから家具デザイナーの川上元美さんを尊敬しているという小林さん。以前に旭川の家具メーカーを一緒にめぐったときに、「つねに新しいものを探そうとしておられ、いいものに出会うと目を輝かせて『いいね!』とおっしゃる。純粋にデザインやものづくりがお好きなんだろう」と感じ入ったエピソードを話す。また、「川上さんがつくるものは、実際の寸法よりも広がりが感じられるし、締めるところと流すところの強弱があって、空間とひとつになっている。ほんとうに空間のことを考えておられるのだなと思います」。
川上さんの姿勢は、そのまま小林さんの目指すところ。今回の壁紙のデザインでも、単調にならず、そして奥行き感のあるものに、という思いは通底していた。
「新しいジャンルの仕事には学びがある。日常生活でもポジティブに、新鮮な視点を大切にすることが良いデザインにつながる」と小林さんは信じている。

OUR VIEW POINT
壁紙にストーリーを与える

壁紙はただの壁ではない。空間におもしろい提案ができる、
可能性のある素材だと、あらためて思いました。

― 小椋淑恵

  • 壁紙はただの壁ではない。空間におもしろい提案ができる、
    可能性のある素材だと、あらためて思いました。

    ― 小椋淑恵

    — 「Pick Up Wallpaper」はどのように企画されたのでしょう?

  • 小椋淑恵 Yoshie Ogura

    小椋淑恵Yoshie Ogura

    株式会社サンゲツ
    インテリア事業本部壁装事業部
    商品開発課

小椋: 2016年のリブランディングによって、「Joy of Design」をブランドステートメントに掲げるとともに、ロゴやメッセージを刷新しました。会社全体で変わろうとしていたときに、壁紙の新機軸として、「異なる分野のデザイナーが壁紙をつくるとどうなるか?」という視点で始めました。これまでに、建築界ではSUPPOSE DESIGN OFFICE、ファッションのミハラヤスヒロさんとコラボレーションしてきました。どれもが色柄ばかりでなくストーリーのあるデザインで、我々からは出てこないアイデアのものばかりです。

— 今回、小林さんがデザインした壁紙「ATTRACTIVE MOMENT」も発想の源が驚きでしたね。

小椋: 壁紙は家の中にあって、つねに目の前にあるものなので、ネガティブなイメージを想起させる、もしくはマイナスな感情を呼び起こすモチーフや意味合いは、従来であれば壁紙に採用されることはありません。ところが小林さんは、“美”ととらえてあえて前面に打ち出してこられました。「Pick Up Wallpaper」ならではの新しい試みであり、ものづくりでした。

— しかも、プレゼンの段階での完成度が高かった。

小椋: かなりしっかりとつくり込んでいただいていたので、そのデザインの構成を守りながら、リピートの調整や、壁紙をきれいにつくる製法そのものに注力できたと思います。グラビア印刷、スクリーン印刷の特性をふまえながら、グラデーション、インク選び、パールやエンボスのセレクトなど、細かく検討した上でメーカーの選定も行っています。

— 建築家やインテリアデザイナーの方々に、この壁紙をどのように使ってもらいたいと思われますか?

  • 小椋: 小林さんは、鎌倉のセカンドハウスで「RUST」の黒と薄いグレーを用いて、キッチンとリビングのゾーンを貼り分けて、メリハリのある空間をつくられました。このように壁紙は単なる紙ではなく、空間におもしろい提案ができる、ポテンシャルのある商材だとあらためて思いました。『リザーブ1000』は住宅向けの見本帳ですが、住宅に限らず、非住宅でも使用されることを意識してつくっています。さまざまなシーンで使っていただきたいですね。

  • 磯部さんはお仕事柄、印刷についてよくご存知だったでしょうから、やり取りはスムーズだったのでは?

PRODUCT DETAIL

デザインに忠実な表現方法をセレクト

CRACK(ひび)、WRINKLE(しわ)、RUST(錆)、BLEED(滲み)、RAIN(雨)、もともとネガティブなモチーフをポジティブに転換した「ATTRACTIVE MOMENT」。それぞれの特徴や素材感を生かしながら、いかにビニル壁紙として成立させるか。その製造方法を綿密に検討してメーカーを決定し、試作を経て完成した。

CRACK(ひび)

[製法]グラビア印刷(特色1色+パール)+ロータリースクリーン印刷(艶消しインク1色)
<グラビア印刷>
1 全体にパールを載せる
2 目地部分の細い線を印刷
<スクリーン印刷>
3 艶消しのインクを疎密につけて載せる。艶消しインクの載っていない部分のパールがグラデーションに見える

[制作の工夫]
「表面はフラットに」と小林さんから要望があったため、エンボスではなく、パールに艶消しのインクを盛ることで対応。また、目地のラインは、試作段階では、印刷時のズレの安全性をみて、小林さんの考えているものよりも太かったが、それをギリギリまで細くして、シャープさを損なわないようにした。
一方向からの光を受けたようにグラデーションする「RE51046」。

一方向からの光を受けたようにグラデーションする「RE51046」。

パールの上に載せる艶消しインクの疎密でグラデーションを表現。白っぽい部分部分が1層目のパールで、それによって立体的な表情になっている。

パールの上に載せる艶消しインクの疎密でグラデーションを表現。白っぽい部分部分が1層目のパールで、それによって立体的な表情になっている。

「CRACK」は3色展開。左から、「RE51048」「RE51047」「RE51046」。

「CRACK」は3色展開。左から、「RE51048」「RE51047」「RE51046」。

WRINKLE(しわ)

[製法]グラビア印刷(特色2色)+エンボス加工
1 調整したデジタルデータをグラビア印刷

[制作の工夫]
縦リピートが93㎝と大きく(最大64㎝のメーカーが多い)、壁に貼ったときにゆったりと見えるのがポイント。デザインの段階では、しわの流れる方向は横だったが、リピートの関係で縦になった。「縦にすることで、貼ったときに空間に広がりを感じられるようになりましたね」(小林)。
「WRINKLE」は革に生じるしわ。本物の革を撮った写真をもとにデザイン画を起こし、奥行きが感じられるように濃淡のインクで表現している。「RE51049」。

「WRINKLE」は革に生じるしわ。本物の革を撮った写真をもとにデザイン画を起こし、奥行きが感じられるように濃淡のインクで表現している。「RE51049」。

エンボスは少し動きのある梨地。壁に貼ったときにも陰影が生じ、それが深みとなるように加工している。

エンボスは少し動きのある梨地。壁に貼ったときにも陰影が生じ、それが深みとなるように加工している。

「WRINKLE」は3色展開。左から「RE51049」「RE51050」「RE51051」。

「WRINKLE」は3色展開。左から「RE51049」「RE51050」「RE51051」。

RUST(錆)

[製法]ロータリースクリーン印刷(ベース+特色3色)
1 ベースの上に濃淡3色のインクを載せる
2 加熱して発泡させる

[制作の工夫]
ロータリー印刷は、インクの厚みの振り幅が大きく、質感の調整が効きやすいので、艶あり、艶なしの配合を使い分けつつ、発泡を加えることで全体的に錆のざらっとしたテクスチャーを感じられるように仕上げた。
経年で現れた錆の表情を再現した「RE51054」。

経年で現れた錆の表情を再現した「RE51054」。

発泡とインクの色差で立体的に、リアルに質感を再現している。

発泡とインクの色差で立体的に、リアルに質感を再現している。

「RUST」は6色展開。さまざまな金属を想起させる。左から「RE51052」「RE51053」「RE51054」「RE51055」「RE51056」「RE51057」。

「RUST」は6色展開。さまざまな金属を想起させる。左から「RE51052」「RE51053」「RE51054」「RE51055」「RE51056」「RE51057」。

BLEED(滲み)

[製法]グラビア印刷(特色2色)+エンボス加工
1 2色の淡い色を、濃淡をつけながらグラビア印刷
2 砂目のエンボス型で凹凸をつける(エンボス加工)

[制作の工夫]
「WRINKLE」同様に、淡い色はぶれやすく、また印刷を施さない部分との色差が少ないため、自然なグラデーションとするには難しい表現だった。その繊細さを邪魔しないように、もっともシンプルなエンボスを用いている(凹凸の差が大きいと陰影が深くなり、貼ったときの印象が変わる)。
紙に墨がにじむようなニュアンスのある「BLEED_RE51058」。

紙に墨がにじむようなニュアンスのある「BLEED_RE51058」。

淡い色差を損なわないように、エンボスは穏やかなものにした。

淡い色差を損なわないように、エンボスは穏やかなものにした。

「BLEED」は3色展開。上から「RE51058」「RE51059」「RE51060」。

「BLEED」は3色展開。上から「RE51058」「RE51059」「RE51060」。

パールを載せる案もあったが、イメージが和に寄りすぎてしまうので不採用になった。

パールを載せる案もあったが、イメージが和に寄りすぎてしまうので不採用になった。

RAIN(雨)

[製法]グラビア印刷+ロータリースクリーン印刷
1 グラビア印刷で滲みのある雨粒を印刷
2 スクリーン印刷で輪郭のはっきりした雨粒を印刷(ピンク→緑→黒の順)

[制作の工夫]
滲み部分のなだらかなグラデーションはグラビア印刷で、エッジの明瞭なピンク・緑・黒は、インクの厚み調整が可能なスクリーン印刷で表現。それぞれを使い分けることで、奥行きを感じさせるようにした。
「RAIN_RE51061」はポップな色づかいながら、大きな面積になると静けさを感じさせる。

「RAIN_RE51061」はポップな色づかいながら、大きな面積になると静けさを感じさせる。

グラビア印刷による滲みのある粒と、スクリーン印刷で厚みを持たせた粒のコントラストが奥行き感を生む。

グラビア印刷による滲みのある粒と、スクリーン印刷で厚みを持たせた粒のコントラストが奥行き感を生む。

「RAIN」は2色展開。左から「RE51061」「RE51062」。

「RAIN」は2色展開。左から「RE51061」「RE51062」。

*「ATTRACTIVE MOMENT」の壁紙5柄17アイテムは、この9月から「あつまれ どうぶつの森」(あつ森)で配布しており、バーチャルの世界でも楽しめる。「とてもうれしいです。子どもにも自慢できますね」と小林さんも目を輝かせた。
https://www.sangetsu.co.jp/information/detail/20200831162932.html

ものづくりの楽しさを共有する

鎌倉に建つヴィンテージのマンションの一室を借りて、DIYで改修した際、自らデザインした「RUST」2色(RE51055RE51057)を、リビングとキッチンで貼り分けた小林さん。「実際に貼った空間を体感してみたかったんです」。その結果は、「上々!」とのこと。
先日は、この空間をサンゲツのInstagramアカウント(sangetsu_official)のインスタライブでお披露目した。(sangetsu IGTV

小林さんの「鎌倉の家」。鈍色系の「RE51057」をキッチン側に、リビングには明るめの「RE51055」を貼っている。壁紙によって空間の領域を表すとともに、メリハリを与えた。撮影/尾鷲陽介

小林さんの「鎌倉の家」。鈍色系の「RE51057」をキッチン側に、リビングには明るめの「RE51055」を貼っている。壁紙によって空間の領域を表すとともに、メリハリを与えた。撮影/尾鷲陽介

「ATTRACTIVE MOMENT」の壁紙に続いてコラボレーションするとしたら? という質問に対して、「カーペットにチャレンジしてみたいです」と小林さんは意気揚々と語る。壁紙とカーペットのコンビネーションによる小林さんの世界観が空間を装う可能性もありそうだ。「互いにリスペクトしながらのものづくりは楽しいですね」。