コミュニティへの参画

コミュニティへの参画

サンゲツの社会貢献体制

当社は豊かな社会づくりに貢献するために、地域社会とともに発展していきたいと考えています。社会貢献体制を整える上では、どのような形で社会に貢献できるかを考え、「事業を通じて、社員一人ひとりが自主的に、そして自ら汗をかいて社会に奉仕する」ことを活動の主旨とし、継続的なコミュニティへの参加に取り組んでいます。

ESG/CSR方針

社員が主体となった社会貢献活動の拡大

活動の重点テーマ

児童養護施設リフォームなどの次世代支援

児童養護施設は、施設運営の予算の関係もあり、快適な生活空間を整えることが難しい場合もあります。 当社では、そのような子どもたちの人権をサポートし、暮らしやすく快適な生活空間を創るため、 サンゲツグループのインテリア商材・エクステリア商材を活用した、児童養護施設リフォームなどの次世代支援を活動の重点テーマとしています。 また、自社商材を使用して、社員が自ら活動に参加し、壁紙の貼替やカーテンの吊替えなどを行い、子どもたちの喜ぶ様子を間近で感じ生活空間における「インテリアの力」を改めて実感し、自分たちの仕事が社会に与える影響を肌で感じることのできる機会でもあります。

目標

  • 児童養護施設のリフォーム支援(2023年 50件以上)
  • 社会貢献活動の積極的な参加(マッチングギフト:2023年 18,000S-mile)
  • 開発途上国の子どもたちに向けた支援活動の実施

サンゲツの社会貢献活動の取り組み

次世代支援

・児童養護施設のリフォーム支援
・自社商材を活用した工作支援
・職場見学

地域貢献

・地域イベントへのボランティア参加
・自社内での献血活動実施
・近隣の清掃

環境保全

・森林保護活動
・生物多様性の調査協力
・植林活動
・海岸清掃
・環境団体への寄附

社会/文化

・文化、福祉、教育分野への寄附
・医療分野への寄附

被災地支援

・被災地ボランティア活動
・被災地への義援金、当社商品寄贈
(体育館などの避難所にカーペットやカーテンなど)

社会貢献活動事例

当社では、児童養護施設のリフォームをはじめとして自然保護活動、関係する地域や開発途上国への支援など多くの社員が継続的に参加できる活動を実施しています。

活動の様子はこちら

サンゲツボランティアクラブ社会貢献活動実績

施設リフォーム 合計187件
その他活動※ 合計79件
(2023年3月末時点)
※自然保護活動、地域清掃、子ども食堂支援等

寄附活動・マッチングギフトプログラム

当社では、次世代育成・健康の増進・教育や芸術文化の振興・社会的課題解決に向けた取り組みを行うNPOなどに対し、その活動の主旨を踏まえて寄附や社会貢献活動を行っています。

【2022年度寄附金実績】

寄附金項目

単位

健康・医学

教育・社会教育

文化・芸術

地域貢献
伝統文化保全

環境

NPO支援

その他

自主プログラム※

人道支援

合計

金額

千円

215

470

500

53

130

0

1,377

4,946

16,500

24,192

※自主プログラムについては、施設リフォームの施工代と商品代を計上しています。

社会貢献活動の促進を目的とした「サンゲツグループマッチングギフトプログラム」を行っています。社員の社会貢献活動をカウントし、活動内容に対しスマイルポイント(S-mile)を付与します。そのポイントを金額換算し、当社から支援先のNPOなどの団体へ寄附する仕組みです。
基準となる活動は、会社が主体となって実施する「サンゲツグループボランティアクラブ」での活動に加え、社外での福祉施設支援・被災者支援・国際交流・地域活動・青少年教育・NPO支援等の個人活動を対象とし、全国の社員が地域によらず積極的に参加できるよう活動の支援を行っています。
人道支援については、22年4,5月にウクライナへの支援、23年2月にトルコ・シリア地震による被災地・被災者への支援、23年度はモロッコ王国における地震災害への支援を行いました。(23年11月時点)

【マッチングギフト実績】

公益社団法人シャンティ国際ボランティア会
「絵本をとどける運動」への寄付

NPO法人TABLE FOR TWO
「おにぎりアクション」への寄付

その他団体への寄附

アートパラ深川への協賛

2018年度

62,678円

2019年度

70,119円

200,000円

2020年度

164,654円

200,000円

120,000円
(一般社団法人けやきの会)

2021年度

96,183円

200,000円

139,517円
(名東自然倶楽部)

500,000円

2022年度

221,183円

200,000円

100,000円
(名東自然倶楽部)

500,000円

障がいのある作家達が描いたアート作品

壁紙に採用

作品名「よるのどうぶつえん」 制作者:カミジョウミカ

デジタルプリントによる壁紙「ハイグラフィカ」において、エイブルアート・カンパニーに所属する、障がいのある作家たちが描いたアート作品を採⽤し、販売しています。
エイブルアート・カンパニーとは、ハンディキャップを持つアーティストの作品を社会に発信し、仕事を⽣み出すことを⽬標に、デザイン使⽤の仲介を⾏う団体です。ダイバーシティの観点から、この⾃由な発想のデザインを採⽤し、アーティストの活動を⽀援しています。

床材に採用

住宅や店舗、各種施設の幅広い用途に対応するクッションフロアの総合見本帳「Hフロア」に、ヘラルボニーと契約する作家のアートを採用し、販売しています。
ヘラルボニーは、日本全国の主に知的障害のある作家とアートライセンス契約を結び、アート作品をさまざまなモノ・コト・バショに展開し、新たな文化の創造を目指しています。
今回は、その時の気分で色鉛筆、水彩絵の具、刺繍糸などを使い分けて自由な作品制作をしている肥後さんのアート作品を原稿としてクッションフロアを制作しました。

産学連携プロジェクト「かがやけ☆サスティナ研究所」

このプロジェクトは、未来のあいちの担い手となる大学生が、グローバルな視点を持って継続的にエコアクションを実施することができるよう、2015 年度に愛知県が立ち上げたプロジェクトで、当社は2022年度および2023年度のパートナー企業として参加します。
当社の環境課題として“暮らしを彩り、サステイナブルな未来のライフスタイルを促す企画を検討せよ”を提示し、県内の大学生が研究員となって現場での調査や企業担当者とのディスカッションを実施します。2023年6月からオリエンテーションを開始し、12月に成果発表を予定しています。

プロボノへの参加

プロボノとは、職業上持っている知識やスキル、経験を活かして社会貢献するボランティア活動全般の事で、当社では、2016年度よりコミュニティへの参画としてプロボノ活動を行っています。
2022年度は以下2つの活動に参加しています。
障がいを持つ児童や家庭のトラブルを抱えた児童などの発達支援を行うNPO法人へ、活動資金の調達計画や外部への情報発信方法を検討する活動、および、介護や福祉支援を受ける人たちやそのご家族の生活を支援し、地域の課題解決を図る団体に、その知名度と信任を上げるため、広報やPR活動の支援を行っています。