海外事業

海外事業

事業概要

北米、東南アジア、中国・香港市場において、インテリア内装材の製造・販売を中心とした事業活動を行っています。
各国の顧客や市場環境に合わせて、空間デザインや商品・在庫・配送・施工などさまざまな機能を強化することで、グローバルな「スペースクリエーション企業」の実現を目指しています。

強み
  • グループシナジーを生かしたデザイン力とそれによる商品開発力
  • 国内事業モデルの各種リソースを生かしたグローバルな事業展開
  • 国内、海外を含めた大きな調達力

企業紹介

北米市場Koroseal Interior Products Holdings, Inc.

北米市場では、米国のKorosealおよびカナダの壁装販売子会社であるMetroが、自社製造の壁装材を中心にプレゼンテーション用壁装材、壁面保護材といった非住宅向け商品の販売を行っています。ホテルやオフィス、商業施設、教育施設、医療福祉施設等の非住宅分野において、北米最大規模のシェアを有しています。近年は自社ブランド商品のデザイン、品質および生産性の向上を行うとともに、ターゲット市場の拡大にも注力しています。

東南アジア市場Goodrich Global Holdings Pte., Ltd.

東南アジア市場では、シンガポールを本社とするGoodrichが、主に壁紙やファブリック、カーペット等のインテリア商材を販売しています。マレーシア、タイ、ベトナムにも現地法人を置き、強い経営基盤の構築とともに、総合的なソリューション提供力の拡充を目指しています。

中国・香港市場Goodrich Global Limited、Sangetsu Goodrich China Co., Ltd

中国では、上海を拠点に北京・広州に分公司(支社)を置き、非住宅から住宅まで幅広く販売・スペック活動を進めています。香港では、従来より得意とするホテル・オフィスなどのハイエンド市場のほか、近年は住宅・店舗などの中小口市場へターゲットの拡大を開拓しています。

成長戦略

環太平洋地域をベースとしたグローバル展開

環太平洋をカバーする販売体制を基盤として、今後は各国市場においてスペースクリエーション企業を目指して、総合的なソリューション提供力を拡充していきます。また、サンゲツおよび海外各社間の相互協力と総合力の結集によりグローバルなグループ力を強化し、ブランド力・商品力の向上を図り、変革を通じた事業拡大を実現していきます。

Koroseal社の最新壁紙⽣産設備

2022年タイショールームリニューアル

初のグループ共通ブランド「TAKUMI」

「TAKUMI」は、日本語の「匠」を語源とし、日本の伝統工芸を壁紙として表現した海外販売向けの壁紙コレクションです。商品の調達・在庫管理および出荷は日本のサンゲツが、販売は北米のKorosealや東南アジアのGoodrich各社が展開しています。安定した供給体制のもと、各地域に根差した販売戦略を実行しています。

日本製造の海外向けコレクション「goodwall SEED」

「goodwall SEED」は、サンゲツグループであり日本の壁紙製造会社のクレアネイトが初めて海外向けに製造した壁紙コレクションです。細部へのこだわりを日本らしさとして表現し、アジア市場に適した色・デザインを海外グループ各社と企画開発しました。また、主要地域には在庫・配送体制を整備することで、迅速かつきめ細かな提供も実現しています。アジア地域におけるサンゲツグループのさらなる営業展開を進めます。