トップコミットメント

トップコミットメント

サステイナブルな社会の実現を目指して

現在、私たちは気候変動や新型コロナウイルス感染症をはじめ、さまざまな社会的課題に直面しています。この中で、サステナビリティに向けた動きはグローバルに発展・拡大しており、企業においては、サステナビリティを事業と一体として考え、持続可能な社会の構築に参加することが、ステークホルダーの皆さまからの信頼や事業継続に欠かせない要素となっています。

社会的な動きの中では、2015年の国際会議「COP21」で「パリ協定」が採択され、温室効果ガス排出削減に関する中⻑期的な具体的⽬標が設定されました。さらに2020年10月には日本政府により、2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことが宣言されました。こうした指針をふまえ、持続可能な社会の実現に向け、地域社会や企業、そして世界全体が協働し、取り組む必要性があると感じております。

当社の具体的取り組みにおいては、サンゲツ単体で「2030年度カーボンニュートラル」を目標とし、グループ全体及びScope3についても環境負荷の低減に向けた目標の設定を検討します。
当社では昨年、Sangetsu Group長期ビジョン【DESIGN 2030】およびSDGsへの取り組みに連動したマテリアリティを特定しました。その上で、一貫した成果をもたらせるように整理し、進捗が確認できる目標やKPIを設定して、そのマネジメントを推進しております。

環境面では、自社の事業活動において事務所や倉庫から排出されるGHG・資源の削減という観点に加え、特に以下の3つの点を重要視しています。
①生産工場から排出されるGHGとエネルギーと端材などの削減
②見本帳の回収・リサイクル
③実際に建物などの建築物に施工された商品の回収

社会面では、当社商材を使用した児童養護施設の改装支援とジェンダーダイバーシティに力を入れています。児童養護施設は、予算の問題等により快適な内装空間を整えることが難しい場合もあります。当社の商材を使用し、子どもたちの暮らしやすい空間を創る内装改装支援は、当社の本業を活かしながら社員が主体的に参画できる、サンゲツらしい活動だと思っています。
一方、ジェンダーダイバーシティにより多様な人材の活躍を推進することは、インテリアを提案するというサンゲツの業態からも必要不可欠な取り組みです。当社では既に多くの女性がさまざまな職場で活躍していますが、性別に関わらず誰もが力を発揮できる、より魅力的な職場に変えていくことが、会社をより良く、強くすることにつながると考えています。

環境や社会の変化が加速する中、「モノ」の豊かさではなく、より空間全体の豊かさ、そしてそこで営まれる生活や、精神的・文化的な要素を含む「コト」の豊かさが、まさに必要とされていると考えます。そして、人々が生活するさまざまな「空間創造」を事業活動の軸とする当社にとっては、社会への提供価値や果たすべき責任もより大きくなると認識しています。
当社は今後も、マテリアリティに対し海外も含めたサンゲツグループ全体で取り組み、サプライヤーとも協業し、「みんなで、いつまでも、楽しさあふれる」社会の実現に貢献します。

株式会社サンゲツ 代表取締役 社長執行役員
安田 正介