
当社グループならではの活動として、児童養護施設など社会福祉施設のリフォーム支援を重点的に行っています。児童養護施設は、施設運営の予算の関係で、快適な生活空間を整えることが難しい場合もあります。そのような子どもたちが快適な住空間で生活できるように、施設の方と打ち合わせを重ね、用途やイメージに合わせて壁紙やカーテンなどを決め、リフォームを実施しています。社員にとっては、子どもたちの喜ぶ様子を間近で感じることで、生活空間における「インテリアの力」を改めて実感し、自分たちの仕事が社会に与える価値を肌で感じることのできる良い機会となっています。この活動は国内外のグループ会社でも実施しており、各社の事業や特徴をいかした活動を行っています。

広島県広島市にある児童養護施設「広島修道院」にて、活動に賛同いただいた地域の代理店様・業者様と共にフロアの貼り替えを行いました。
参加した社員からは「職人の方々から商品の施工方法など教えてもらい、自身の勉強にもつながる良い機会だった」と感想があり、
施設で生活する子ども達からは「綺麗になった床を見ていると、雰囲気も気持ちも明るくなる」といった感謝の言葉をいただきました。

福岡県久山町にある児童養護施設「若葉荘」にて壁紙の貼り替えを行いました。本施設では、未就学児も過ごしているため、動物柄の壁紙に貼り替えるなど工夫しました。参加した社員からは「今までの研修で学んだことに加え、現場で職人さんが貼る様子は、良いインプットとアウトプットの場になった。 ボランティアを通じ社会貢献と自分の学びに繋がる良い機会になった。」と感想があり、施設の方からは「綺麗になった壁紙を見て、子どもたちもとっても喜んでいました。大切に使います。」といった感謝の言葉をいただきました。

愛知県名古屋市にある児童養護施設「名古屋養育院」にて、グループ会社のサングリーンがスライド門扉の交換を行いました。 支援前の門扉は、使用時に外れるなど危険があり、また鍵も壊れているため、防犯面で不安を抱えておられました。 参加者からは「子ども達の生活の安全に少しでも貢献できてよかった。門周りの清掃も行い、さらに明るく安心感を感じられる空間になったことを嬉しく思う。」と感想があり、施設の方からは「子どもたちが取り替えられたことに気付き、喜んでいました。 職員は開閉がスムーズで、施錠が簡単に行えることに驚いておりました。子どもたちと大切に使用していきたいと思います。」といった感謝の言葉をいただきました。

リサイクルの大切さやインテリアの楽しさを学ぶことを目的とした体験型イベントとして、「ビリビリンピック&エコフォトフレームづくり」を小学校や児童館を中心に実施しています。本活動は、2022年に実施された産学連携プロジェクト「かがやけ☆あいちサスティナ研究所」に参加した大学生たちと、「暮らしを彩り、サステナブルな未来のライフスタイルを促す企画を検討せよ」という課題に取り組む中から生まれた企画です。
当社では、壁装材や床材、ファブリックといったインテリア商材のサンプルチップ付き見本帳を発行しています。この見本帳は、紙やサンプルチップ(ポリ塩化ビニル等)、その他部材(プラスチック等)といったさまざまな素材で構成されているため、リサイクルを行うには素材ごとに分別する必要があります。本活動では、当社の見本帳リサイクルセンターで行っている分別作業を競技化し、子どもたちが見本帳に貼り付けられたサンプルチップ(壁紙)を制限時間内に何枚剝がせるかを楽しく競います。さらに、剥がしたサンプルチップを使って創造性あふれる個性豊かなフォトフレームを作成します。
2025年には、本活動が当社においてプロダクト以外の分野で初となる「キッズデザイン賞」を受賞しました。
有効期間が終了した見本帳から壁紙のサンプルチップを剥がす競技の様子
ビリビリンピック開催の様子



公益社団法人シャンティ国際ボランティア会では、貧困や紛争といった社会情勢により絵本を読んだことがないアジアの子どもたちに、絵本を届ける運動を行っています。サンゲツでは本趣旨に賛同し、2017年度からアジアの子どもたちに「絵本を届ける運動」に参加しています。社員が持ち寄った古書の売却益とマッチングギフトで購入した絵本セットに、現地語の翻訳シールを貼ってカンボジアやミャンマー、アフガニスタンなどに送付しています。これらは子どもたちの読み書き習得の手助けとなっています。2017年度から2024年度までの累計で523冊の絵本をお届けしました。


社員食堂での食事代金の一部をアフリカ・アジアの子どもたちへの給食費として寄付するTABLE FOR TWO プログラムに2017年度から参加しています。当社の食堂で食事をする際に、提供されるメニューの中からヘルシーメニューを選んでカロリーオフすることで、オフしたカロリーを途上国の給食1食分である20円に換算しTFTへ寄付します。
2020年には寄付された給食の2万食超えを記念して、支援地域の郷土料理をアレンジした「ピーナツバター香るマフェ」を提供しました。
2017年度から2024年度までの累計で、33,089食を寄付しました。
また、当社の2024年度の支援に対して、「プラチナサポーター」として認定いただき、感謝状を受領しました。

2019年度より、「おにぎりアクション」に参加しています。おにぎりアクションとは、「おにぎり」の写真をSNSまたは特設サイトに投稿すると、1枚の写真投稿につき給食5食分に相当する寄付(100円)を協賛企業が提供し、TABLE FOR TWOを通じてアフリカ・アジアの子どもたちに給食をプレゼントできる取り組みです。サンゲツでは、同企画に対して協賛を行うとともに、全社員によるおにぎりアクション参加により、2025年度は、合計で2,580枚写真が集まりました。

本社のある名古屋地域を中心に、小学生から高校生を対象とした職場訪問の受け入れを実施しています。
この職場訪問は、学生の普段の生活では接点の少ない仕事について理解を深めることを目的としており、商品の機能紹介 ・ コーディネート方法や、見本帳のリサイクル体験を通じて、インテリアの仕事を紹介しています。
学生の学ぶ意欲の高さが、対応する社員のモチベーション向上にもつながっており、引き続き様々な次世代支援の活動を推進します。
TOPICS

愛知県名古屋市立 山吹小学校の図書室に設置したベンチ
「みんなの虹色ドーナツ」
乃村工藝社との共創プロジェクト
当社は、「空間」を通じて社会課題の解決を目指す共創プロジェクトを、空間の総合プロデュース企業である乃村工藝社と進めており、現代の教育現場における理想の教育空間を共創テーマの一つに据えています。本プロジェクトの一環として、小学校の児童と理想の学びの空間について考えるワークショップを実施しました。子どもたちの意見から「リラックス」「集中」「コミュニケーション」をキーワードとして抽出し、それを具現化するアップサイクルベンチ「みんなの虹色ドーナツ」を制作しました。廃棄される紙管や椅子生地を再利用し、環境配慮と学びの充実を両立したこのベンチは、児童が名付け親となり、サステイナブルな空間創造への新たな一歩となりました。
関連リンク