⼼⾝の健康づくりに向けた体制の充実、健康の保持・増進活動に取組みます
健康経営により、本⼈やその家族、地域社会全体への幸せづくりに貢献します
安全・健康・快適で働きやすい職場環境を確保します
サンゲツでは、サンゲツグループ企業倫理憲章5原則のひとつに「従業員が生き生きと働くために」を掲げ、従業員の多様性、人格、個性を尊重し、従業員一人ひとりが会社経営の主人公として能力を最大限発揮できる人事制度の的確な運営と、安全・健康・快適で働きやすい職場環境を確保することに取組んでいます。従業員が生き生きと働くために、安全・健康・快適で働きやすい職場環境の確保と、心身の健康づくりに向けた推進体制の充実を図り健康の保持・増進活動に取組んで参ります。
代表取締役 社長執行役員を健康管理最高責任者とし、人事部健康経営推進室の健康経営推進担当・保健師が中心となり、快適な職場環境と心身の健康づくりを実践するため、各事業所の健康経営推進担当、産業医と連携して従業員の健康保持・増進活動を展開しています。
サンゲツでは、サンゲツ健康保険組合と共同で健康経営方針に掲げる「心身の健康づくり」「人生をより豊かに」「働きやすい環境づくり」について様々な取り組みを行っています。
健康経営戦略マップとは、解決したい経営課題と健康施策とのつながりを見える化し、効率的にPDCAを回すためのロードマップです。
サンゲツでは定期健康診断を100%受診しています。(2022年度)
35歳以上の社員は⼈間ドックが⾃⼰負担なく受診できます。
健康診断結果に基づき⼆次検査対象者は健康管理担当者より受診勧奨を⾏い、医療機関の受診結果を保健師・産業医にて確認・指導しています。
毎年9⽉に全社員を対象に実施しています。
2023年度99.0%の社員が回答しており、 ⾼ストレス者へは保健師より⾯談勧奨を⾏っています。
毎年新⼊社員を対象にしたセルフケア研修、新任部署責任者を対象としたラインケア研修を実施しています。未然に防ぐことを第一に、不調になった場合は早期に⽀援が⾏えるようにしています。2019年度・2022年度には全部署責任者向けのラインケアセミナーを実施、2021年度以降は新任管理職向けのセミナーを年1回実施しています。
35歳以上の⼈間ドックではがん検診項⽬(胃がん・肺がん・⼤腸がん・乳がん・⼦宮がん・前⽴腺がん)を⾃⼰負担なく受診が可能です。さらに、2022年度からは胃カメラも自己負担なく受診できるよう改定しました。また、がん検診のススメ(冊⼦)の配布や社内ポータルサイトでの資料の配信等、定期的な啓蒙活動を実施しています。
厚生労働省が認可した先進医療制度の治療を受ける社員へ一連の治療に対し、1年間で500万円を上限として補償金を支給します。
(参考)がんの治療は一般的な保険適用の治療の他、症状によって医師の判断で先進医療(保険診療とならず全額⾃⼰負担となる治療で、主に先端的な医療技術を対象とし、安全性・有効性を検証する制度)を選択する場合があります。
例:重粒子線治療・陽子線治療
高額になる治療費用による社員の負担を軽減し、経済面からも「治療と仕事の両立」を支援します。
部署責任者および参加希望者を対象に、がんの基礎知識、治療と仕事の両立に役立つ社内制度の紹介を行うセミナーを2019・2020と2年連続で開催しました。2020年はがん経験者の方にご登壇いただき、「がん」についての普及啓発を実施しました。(参加対象者のうち69.1%が当日参加、後日動画を配信)
2023年度は、がん対策推進企業アクションのサポートを受け、全社員に対し、がんのe-ラーニングを実施しました。
TOPICS
全部署責任者への教育
2019年度、2020年度と2年連続で全部署責任者を対象に「ラインケアセミナー」「治療と仕事の両⽴⽀援セミナー」を開催し、全国の部署責任者が受講しています。
実施の様子は録画し、後日全社公開することにより、部署責任者以外の社員にも啓蒙活動を行っています。
TOPICS
がん対策推進企業アクションの表彰
厚生労働省委託事業「がん対策推進企業アクション」の令和 2 年度(2020 年度)がん対策推進企業表彰において、「がん対策推進パートナー賞(治療と仕事の両立部門)」を受賞しました。2019 年度より「治療と仕事の両立支援セミナー」を開始し、最新のがんに関する統計や治療の情報を提供するとともに相談窓口や社内制度を紹介することで、「がんは治療可能な病気であること」、「治療と仕事の両立が可能であること」を繰り返し社員に伝え、安心感のある職場づくりに取り組んでいる点が評価されました。
部署責任者を対象に、女性特有のバイオリズム、体調の変化、ライフイベントについて啓蒙するためのセミナーを開催しました。まずは女性特有の健康課題について管理職が「知る」ことで、適切なマネジメントにつながるよう努めています。
また、2023年度には次のステップとして全社員向けにセミナーを実施しました。
女性特有の健康は男性・女性、管理職・非管理職、正社員・非正規社員を問わず、全社員が理解しておくべきこととして、全社のリテラシー向上に向けて取り組んでいます。(当日参加ができない社員に対しては、後日動画を配信)
35歳以上の⼥性社員は乳がん健診(マンモグラフィーとエコー)、⼦宮がん検診(細胞診とHPV)が毎年⾃⼰負担なく受診できます。※HPVのみ隔年
2019年度の健康診断時には、乳がん触診モデルを設置・セルフチェック動画を視聴し、乳がんに対する正しい知識・早期発見への啓蒙活動を行っています。
コロナ禍により、2020~2022年度は実施を見送っていましたが、2023年度健康診断時より再開。
各種予防接種と健康診断の受診補助を行っています。赴任後も安心して海外生活を送ることができるよう、社外・社内の両方に相談窓口を設ける等対応しています。
健康保険組合と共同で社員・扶養家族のインフルエンザ予防接種費⽤の⼀部を補助しています。また、社内で予防接種会を開催し多くの社員が接種できる機会を設けています。
社内相談窓⼝では健康経営推進室を設置し、健康経営推進担当・保健師が、各⽀社の健康管理推進担当・メンタルヘルス推進担当・産業医と連携しフォローができる体制を築いています。
また、社外相談窓⼝では電話相談に加え、全国提携のカウンセリングルームが無料で利⽤できます。
⼼⾝で不調を抱える社員へは、産業医・保健師による⾯談を⾏い社員と職場との連携を図っています。
有給休暇保存制度、健康保険組合による高額療養費に係る付加給付の充実・会社による長欠補償給与・GLTD保険(長期所得補償保険)により安心して治療や療養ができるよう支援をしています。
また、在宅勤務・フレックス・時間有休・時差出勤などの制度を活用し、治療と仕事の両立や復職支援を行っています。
⾷堂にヘルシーメニューを設けて、メニューの開発やカロリー表⽰、調味料の設置場所を減らす等により、塩分やカロリーの過剰摂取を抑制しています。また、ライスの量を⼤中⼩で分けた写真とそれぞれのカロリーを表⽰することや、ライス⽤のはかりを設置することで、健康について⾃発的に考える機会を設けています。
TOPICS
健康な⾷事・⾷環境を評価するスマートミール3つ星を取得
第2回「健康な⾷事・⾷環境(通称:スマートミール)」の認証制度に基づく審査の結果、「給⾷部⾨」において最⾼ランクである3つ星を取得しました。(本社・中部⽀社の社員⾷堂Monte Luna)
2018年1月1日より全社敷地内禁煙、2020年11月より所定労働時間内の喫煙を禁止とし、受動喫煙の防止に取り組んでいます。毎年喫煙禁煙状況アンケートを実施し、2019年から導入した「禁煙プログラム」を通じて、全社員を対象に卒煙を目指す社員へのサポートを行っています。
2019年度 |
2020年度 |
2021年度 |
2022年度 |
|
禁煙プログラム参加者(名) |
18 |
11 |
8 |
10 |
---|---|---|---|---|
うち卒煙者(名) |
10 |
8 |
7 |
7 |
非喫煙率(%) |
75.9 |
78.2 |
80.9 |
81.1 |
⾷堂を中⼼に休憩時間を利⽤した健康推進イベントを定期的に開催しています。
気軽に楽しみながら健康について学べる機会として多くの社員が参加をしています。
全国展開のフィットネスクラブの優待利用やクラブ活動への費用助成を行い、運動する社員を応援しています。
コロナ禍での健康づくりの一助として、オンライン会議システムを活用して自席でできるストレッチセミナーを開催しました。(後日動画を配信)
健康保険組合では、健保連愛知主催のイベントへの参加等、社員・家族が参加できる健康イベントを実施しています。
2020年10月、11月には、スマホ歩数計アプリを活用したウォーキングイベントを開催し、105名の社員及び家族がイベントに参加しました。
2021年春は個人での実施で133名の参加でしたが、秋からはグループを作成し237名が参加、2022年春は244名が参加しました。
2022年秋は夫婦でのペア参加も実施するなど工夫し参加を促した結果、266名が参加しました。
社内ポータルにおいて「サンゲツ保健室」として保健師より月に1回健康・安全に関わるコラムを投稿しています。熱中症や花粉症、感染症対策など、時事に合わせた資料も公開し、定期的に健康情報に触れる機会を作っています。
35歳以上の被扶養配偶者は、年度に一回、婦人科項目に特化した人間ドックに準じた項目を無料で受診ができます。
健診機関で受診の場合は自己負担3,000円で受診することも可能です。
TOPICS
健康経営優良法人2024(大規模法人部門)に認定
健康経営優良法人認定制度とは、地域の健康課題に即した取組や日本健康会議が進める健康増進の取組をもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。
項目 |
2019年度 |
2020年度 |
2021年度 |
2022年度 |
|||
実績値 |
目標値 |
実績値 |
目標値 |
実績値 |
目標値 |
実績値 |
|
定期健康診断受診率 |
100.0% |
100% |
100% |
100% |
100% |
100% |
100% |
有所見率者率(35歳以上) |
47.3% |
- |
53.3% |
- |
37.9% |
- |
37.2% |
特定保健指導実施率(40歳以上) |
- |
- |
24.4% |
- |
41.6% |
45% |
57.7% |
ストレスチェック受検率 |
96.5% |
96% |
97.9% |
96% |
99.4% |
96% |
98.8% |
高ストレス者率 |
13.0% |
- |
10.0% |
- |
14% |
10.0% |
12% |
メンタルヘルス不調者比率 |
0.76% |
0.70% |
0.66% |
0.65% |
2.02% |
0.60% |
0.93% |
がん検診受診率(肺がん) |
99.2% |
99% |
98.60% |
99% |
93.4% |
99% |
99.3% |
がん検診受診率(胃がん) |
92.8% |
92% |
94% |
92% |
95% |
92% |
93.2% |
がん検診受診率(大腸がん) |
94.5% |
94% |
96.50% |
94% |
95.7% |
94% |
96.2% |
がん検診受診率(乳がん) |
81.9% |
81% |
85.4% |
81% |
87.5% |
81% |
84.9% |
がん検診受診率(子宮がん) |
79.8% |
79% |
79.1% |
79% |
78.6% |
79% |
78.1% |
がん検診受診率(前立腺がん) |
67.7% |
67% |
65.00% |
67% |
83.8% |
67% |
85.0% |
適正体重者率 |
67.9% |
- |
64.9% |
- |
64.2% |
70% |
62.7% |
たばこを吸わない人の割合 |
75.9% |
- |
78.2% |
- |
80.9% |
80.0% |
81.1% |
運動習慣者比率 |
23.4% |
- |
23.40% |
- |
29.6% |
30.0% |
26.7% |
「睡眠により十分な休養が取れている人」の割合 |
65.0% |
- |
72.50% |
- |
72.9% |
77.0% |
69.5% |
飲酒習慣者率 |
7.8% |
- |
14.40% |
- |
12.9% |
- |
14.6% |
血圧リスク者率 |
27.6% |
- |
0.2% |
- |
0.2% |
- |
0.8% |
血糖リスクと考えらる人の割合 |
16.2% |
- |
0.2% |
- |
0.5% |
- |
0.4% |
※1 ※2 2020年度より全社員を対象として集計。
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