価値創造プロセス

価値創造プロセス

サンゲツグループは長期ビジョン【DESIGN 2030】、中期経営計画【BX 2025】において4つの機能を強化・インテグレートし、市場・分野・地域それぞれにおいて事業を拡大することで、「スペースクリエーション企業」へと変革していきます。
さらに、次世代事業の探索・創出に挑戦することで、さらなる価値の実現を目指します。

価値創造プロセスの体系図

当社の価値創造プロセスにおける詳細は、以下の通りです。

1.経営資本 2.成長のドライバー 3.ビジネスモデルの変革

1.経営資本

  1. 人的資本
    • 連結従業員数 2,645名 うち海外739名
    • 営業人員 約900名
    • スペースデザイン人材(空間設計・企画) 86名、商品デザイン人材 約70名
    • 1級、2級建築士 30名、施工管理技士 95名
    • サービスクルー 39名
  2. 知的資本
    • 研究開発費 6億円(前期比 63.8%増)
    • 知的財産権(特許権・意匠権・商標権)登録累計 約410件(前期比 11.7%増)
    • 情報システム人材(DX推進、セキュリティ含む) 27名(前期24名)
  3. 財務資本
    • 自己資本 1,066億円(自己資本比率62.5%)
    • 中期経営計画【BX 2025】期間中の営業CF 470~510億円
    • 中期経営計画【BX 2025】期間中の成長投資 200~250億円
    • 中期経営計画【BX 2025】期間中の株主還元 250~350億円
  4. 社会・関係資本

    サプライヤー

    • インテリア事業仕入先 270社
    • エクステリア事業仕入先 150社

    顧客

    • 直接販売先 6,000社 関連取引先 20万社以上
    • 海外販売先 52カ国

    株主・投資家

    • IR個別面談回数 約130回
  5. 製造資本

    製造

    • クレアネイト(国内最大の壁紙メーカー)
    • 米国Koroseal社(米国の老舗壁紙メーカー)

    在庫

    • 日本 在庫・加工・出荷拠点10拠点 総面積23.6万m²

    配送

    • 国内トラック 500台/日
  6. 自然資本
    • GHG排出量(Scope1&2) 26,196t-CO2e
    • 見本帳リサイクル冊数 約12万冊

2.成長のドライバー

成長のドライバー 成長のドライバー

サンゲツグループは、これまで培ってきた独自の強みをいかしながら、「スペースクリエーション企業」への転換に必要な各機能をさらに強化し、それらを複合的・多層的・総合的に組み立ててビジネスを進化させることで、新たな価値創造につなげます。

  • それぞれの市場に最適なコンセプトに基づく魅力的な 空間デザイン提案機能
  • 高度な企画・開発・調達力を持ち、広範囲な商品を提案する スペース材料提供機能
  • 品切れなく広域に即時配送を可能とする 在庫・配送・物流機能
  • さまざまな事業、人的関係、企業連携を通じての規模と総合性・機動性のある 施工機能

3.ビジネスモデルの変革

ビジネスモデルの変革 ビジネスモデルの変革

中核事業の深化と変革

デザイン提案、商品企画・開発、物流、施工機能に裏付けられた商品力や販売ネットワークなどの競争優位性を、さらに深化させていくとともに、空間総合提案・施工事業にも事業領域を拡大していくことで事業規模の拡大を図ります。
また、国内インテリア事業で成功・確立したビジネスモデルを国内エクステリア事業・海外事業にも展開し、安定した収益基盤を構築するとともに、各事業のシナジーによる高い収益力の維持・拡大を目指します。

次世代事業の探索と創出

環境変化のスピードが非常に速い現代においては、既存事業の発展に向けた投資のみならず、継続的な事業ポートフォリオの変革が必要です。当社グループの成長が見込まれる市場において、強みをいかしたビジネスモデルを構築し、新たな事業の探索を進めていきます。