長期ビジョン

長期ビジョン

Sangetsu Group 長期ビジョン 【DESIGN 2030】

サンゲツグループは、未来志向であるべき姿を明確にし、持続的な成長を実現するため、2030年に目指すべき姿として、Sangetsu Group 長期ビジョン【DESIGN 2030】を策定しました。

目指す企業像

サンゲツグループはスペースクリエーション企業へ サンゲツグループはスペースクリエーション企業へ

人的資本とデジタル資本を基盤としたデザイン力とクリエイティビティによる4機能、すなわち

  1. 1それぞれの市場に最適なコンセプトに基づく魅力的な空間デザイン提案機能
  2. 2高度な企画・開発・調達力を持ち、広範囲な商品を提案するスペース材料提供機能
  3. 3品切れなく広域に即時配送を可能とする在庫・配送・物流機能
  4. 4さまざまな事業、人的関係、企業連携を通じての規模と総合性・機動性のある施工機能

を有機的にインテグレートしたソリューション力により、グローバルにスペースクリエーションに関する高い価値を提供する企業を目指します。

目指す企業像

取り巻く事業環境

コトの経済的価値の拡大

  1. 多様化する個人の嗜好
  2. 所有から使用、経験
  3. 生活の質へのこだわり
  4. 安心と安全と健康
  5. デジタル技術の個人生活への急激な浸透
  6. 人とのつながりの希求

デザイン経営

サンゲツグループは、デザインによる提供価値の拡大・向上を実現し、
事業を転換することを目指します。

商品・空間自体の美しさや機能、コーディネーションを追求するだけでなく、
さまざまな空間での人々の過ごし方、生活・体験・行動を考え、
人と空間とのかかわりを構想し、デザインし、提案します。

モノのデザイン、空間のデザインに加え、コトのデザインを考え、提案することにより、
ブランド価値を向上し、従来のモノを売る会社から、空間を創造し
コトを提案・実現する会社へ転換することを目指します。

長期ビジョン達成の基本戦略

サンゲツグループが実現を目指す社会価値

サンゲツグループは、

Inclusive みんなで/Sustainable いつまでも/Enjoyable 楽しさあふれる 社会の実現に貢献します。

Inclusive(インクルーシブ)

誰もが安心して快適に過ごせるインクルーシブな社会の実現

世界が直面する飢餓や貧困に加え、平等な社会を創る上で障壁となる、子どもたちの教育・生活環境、およびジェンダーの格差も深刻な課題です。サンゲツグループは、やすらぎと希望に満ちた空間を創造する事業活動とともに、グループ各社および社員のさまざまな社会参画活動を通じ、多様性が尊重され、格差のない誰もが安心して快適に過ごせるインクルーシブな社会の実現に貢献します。

Sustainable(サステイナブル)

地球環境を守るサステイナブルな社会の実現

気候変動、大気・海洋汚染をはじめとした環境問題の深刻化が進む中、高齢化・人口減少の進行や生物多様性という課題もあり、持続可能な社会の実現が求められています。サンゲツグループは、長く使い続けられる空間の創造とともに、低環境負荷商品の開発やサプライチェーン全体の環境負荷低減に努め、地球環境を守るサステイナブルな社会の実現に貢献します。

Enjoyable(エンジョイアブル)

より豊かでエンジョイアブルな社会の実現

価値観が多様化し、時を過ごす空間へのさまざまな嗜好・要求が広がる一方、十分な安息を得られない空間で生活する人々も多数存在します。サンゲツグループは、さまざまな文化・環境・背景に応じて、誰もが安心して快適に過ごせる社会の実現とともに、デザインするよろこびと感動に満ちた空間を届け、より豊かでエンジョイアブルな社会の実現に貢献します。

2030年 連結売上⾼・営業利益⽬標

2030年 連結売上⾼・営業利益⽬標

スペースクリエーション企業の先の展開を目指して

2020年以降、「スペースクリエーション企業」への転換に向けた取り組みを通じ、私たちはこの新たな事業モデルの将来性や有効性を確認しました。その一方で、さらに大きな経済・社会価値の創出を目指すためには、スペースクリエーション企業の先を見据えた、より長期的な事業展開を描く必要性を認識しました。その可能性の一つが「スペースオペレーション」です。「スペースクリエーション企業」として、さまざまな空間のニーズを捉えた提案・提供を行うためには、その空間での人々の過ごし方を考え、構想することが必要です。すなわち、より意義のある「スペースクリエーション」とは、どのような空間を提供し、どのように人々に使っていただくかを考えることであり、これは空間の「オペレーション」の考察につながります。その意味において、スペースクリエーション事業の先の展開にはスペースオペレーション事業の可能性があると考えており、「空間の運用」を通じてより長期的に人々とつながり価値を提供する、スペースオペレーション事業への展開の可能性を検討していきます。

スペースクリエーション企業の先の展開を目指して