顧客サービスの向上

顧客サービスの向上

安全な商品の提供のために

当社は、品質方針に従い、商品の安全性に十分に配慮し、お客さまの期待以上の品質の実現を目指して、品質管理基準書を用いた、厳格な品質管理を行っています。
管理体制の一環として、品質管理技術室が各事業部に向けて商品開発や調達などバリューチェーンの各所で品質の維持・向上に向けたサポート・助言を行うほか、見本帳制作プロセスの各ステップで厳正な設計審査を実施しています。商品の企画開発・デザインから製造、出荷に至るまで、一貫したプロセスをもって品質管理を徹底することで、お客さまへ安全・安心な商品をお届けしています。

顧客サービス向上への取り組み

インテリアアドバイザー制度

ショールームにご来場されたお客さまに対しご満足いただける提案を行っていくためには、豊富な経験や専門知識を有したショールームスタッフの存在が不可欠です。そこで、ショールームにおける嘱託契約や派遣社員の安定雇用とサービスやコーディネート提案の品質・顧客満足の向上を目的として、19年5月「インテリアアドバイザー制度」を制定しました。アドバイザー業務における安定雇用と能力・成果に基づいた評価制度が整ったことで、スタッフの働きがいとともに、顧客サービスの向上につながっています。

ショールーム来場者アンケートの実施

全国8都市にあるショールームでは、専任スタッフが、さまざまな形で商品やインテリアに関する情報をお客さまに提供したり、イメージを具現化するお手伝いをし、最適なコーディネートをご提案しています。
また、顧客満足度向上のために、ご来場者さまにアンケートを実施しており、9割以上のお客さまにご満足いただいております。

オンラインコンサルテーション

サンゲツショールームでは、「オンラインコンサルテーション」を実施しています。お客さまのお手持ちのPC・スマートフォン・タブレット等を使用し、WEBシステムを用いたビデオ通話にて、ご自宅に居ながら専任スタッフがご案内いたします。ショールームでのご案内同様、ご要望に合わせた最適な商品やコーディネートをご提案いたします。

各種セミナーの開催

品川ショールームでのセミナーの様子

サンゲツショールームでは、年間400回を超える各種セミナーを開催しています。インテリアコーディネーターや設計、業者を対象に、壁紙やカーテンの選び方、人気商品やトレンドなど、賃貸オーナー向けには、賃貸物件のリフォームセミナーなどを開催しています。現状はコロナウイルスの影響もあり、大規模な集客型セミナーの開催は難しいため、オンラインセミナーを中心に開催しています。

現場の声を活かした商品開発

当社は、ブランド理念"Joy of Design"を広く社会に向けて発信していくために、現場の声を活かした商品開発に取り組んでいます。インテリア事業の各部門では、市場の最前線を知る営業担当者やインテリアデザイン担当者を集めて定期的にブランド理念浸透に向けたミーティングを重ね、開発中の商品を積極的に外部の設計事務所や著名なデザイナーのもとに持ち込んで意見を求める一方、若手デザイナーを積極的に起用するなど、これまでになかったものづくりのアプローチが始まっています。

「サンゲツ壁紙デザインアワード」の実施

2021年優秀賞作品「up to you」
制作者:畑澤 真由美さん

当社は2017年、ブランド理念である"Joy of Design"をテーマに掲げた初のデザインコンペティション「サンゲツ壁紙デザインアワード」を開催しました。応募作品は、設計事務所やデザイナー、学⽣のほか海外からも寄せられ、社長を含めた審査員が審査を実施し、各賞を決定します。 昨年は応募総数320作品の中から、大賞1点、優秀賞1点、審査員賞4点、当社社員が投票で選ぶサンゲツ社員賞1点を選出し、最終選考に進んだデザイナーの方々にはファイナリスト賞を授与しました。
デザインアワードを毎年実施をしていますが、インテリアデザイナーの⽅々からも⾼い評価をいただき、過去の受賞作品からこれまで7点が商品化され、2021年の優秀賞受賞作品は2023年6月に発刊した⾒本帳「2023-2026 ファイン」に収録しています。応募いただいた作品は、壁紙の可能性の広がりを実感させてくれるともに、インテリア業界の活性化につながるものだと考えています。当社は、2023年も引き続き本アワードを開催しています。
尚、今年度からは、「サンゲツデザインアワード」として実施しています。
(募集期間:2023年10月~12月)

サンゲツデザインアワード2023

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審査会では学生によるプレゼンテーションを実施

「名古屋造形大学×サンゲツ Academia collaboration」

名古屋造形大学との共同開発

当社は、学校法人同朋学園 名古屋造形大学と共同開発した商品を、2022年4月27日に販売開始しました。
今回の共同開発は、学生が考案したデザインをデジタルプリント「ハイグラフィカ」の新デザインとして商品化する取り組みです。2021年5月から約1年間、当社の商品開発担当者が、学生のデザインに対するフィードバックなどの教育支援を行いながら、商品化に向けたリアルな体験を提供しました。本プロジェクトには、グラフィックや建築、インテリアを学ぶ22名の学生が参加し、全38作品の中から、投票により4作品を商品化しています。
当社は、学生の自由な発想を活かすとともに、将来のデザイナーを志す学生への教育支援を行うことで、インテリア文化の向上に貢献します。

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