平素は格別のお引き立てを賜り厚くお礼申しあげます。
ブラインド等の安全対策、およびお施主さまへの注意喚起をお願い申しあげます。

2019 年、網戸の操作をするコードが首に引っかかり女児(当時6歳)が死亡した事故をめぐり、両親らが損害賠償を求めていた訴訟の控訴審で 3 月 14 日、建材大手メーカーと住宅リフォーム会社が敗訴しました。本件で高裁は、製品に設計上の欠陥があったとはいえないが、事故の恐れを警告する表示がなかったため、「指示・警告上の欠陥」があったとして、製造物責任法違反を認定しました。それに伴い、高裁は、住宅リフォーム会社に対して、安全対策部品の装着義務や、説明書を渡しコードの危険性について説明すべき注意義務を怠ったとして、賠償責任を命じました。また、建材大手メーカーに対しても、網戸のコードを高い場所で束ねるクリップが付属していたものの、出荷時にはコードに装着されておらず、取扱説明書も一緒に梱包されていなかったとして、合わせて賠償責任を命じました。

弊社では、JIS A4811「家庭用室内ブラインドに附属するコードの要求事項−子どもの安全性」にもとづいて、コードクリップの装着等による事故防止措置、並びに、取扱説明書、および注意喚起タグによる警告表記を施すことで安全対策に万全を期しております。

このような痛ましい事故を未然に防ぐためにも、お得意さま各位におかれましては、お施主さまに対して、施工する際にコードクリップ等の安全対策部品の装着、そして「操作用コード類の危険性」および「コードクリップ等安全対策部品の使用方法」に関する消費者の皆さまへの説明を、必ず徹底いただくよう、改めて注意喚起および普及啓発を行っていただきますよう、宜しくお願い申しあげます。

なお、注意喚起および、普及啓発を行っていただくにあたっての活用ツールとして、「窓装飾製品施工完了確認書」を添付させていただきます。説明終了後の確認書としてぜひご使用ください。
窓装飾製品施工完了確認書はこちら

何卒ご理解を賜りますようお願い申しあげます。