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サンゲツ
Project Report
株式会社三菱地所設計

※本ページの掲載情報は取材当時のものです。

建学の精神に基づき真の強く優しい女性を育てるラーニング・コモンズのある大学へ、 とリニューアル中の金城学院大学。第1フェーズとして、2棟の校舎と礼拝堂を新築されました。 この度、設計:三菱地所設計様よりお話を伺いました。

暖かみのある木目の粘着剤付化粧フィルム(リアテック)

建築全体のコンセプトについて

この建物は金城学院キャンパスマスタープラン「KMP21」の第1フェーズとして、①多様な交流を促す空間の創出、②安全で使い易く、質の高い教育・研究環境の整備、③自然と共生する環境配慮型のキャンパス整備の3点をコンセプトとしています。
①では、キャンパスの中心部に「センターコート」と呼ぶ広場を整備し、それを囲むように建物を配棟しています。センターコートに面するN1棟の低層階は学生食堂や音楽ホール、ラーニングコモンズといった共用部を配置して、多様な交流が生まれるような施設創りを目指しました。
②では、高低差の大きい広大なキャンパスの中で、学生動線を整備し移動の負荷を軽減しています。具体的にはN1棟の1階から最上階にはエスカレーターを設置し、3階部分にはN2棟や西キャンパスへ繋がるブリッジを整備しました。また、各教室はAV設備付きの演習室・講義室とし、また、N2棟には各専門分野の必要設備を備えた演習室・実習室などを配置しています。
③では、自然通風や採光、太陽光発電、地中熱利用などを取り入れたパッシブ建築とし、省エネルギーと環境負荷の抑制に努めています。

株式会社三菱地所設計
中村 幸弘様(なかむら ゆきひろ)

粘着剤付化粧フィルム(リアテック)をお使いになられた理由

第一に、粘着剤付化粧フィルム(リアテック)を採用した音楽ホールやエントランスホールの壁・天井には建築基準法上、内装制限が必要であったことです。次に内装イメージとして、音楽ホールは木目調で温かみのある空間を、エントランスホールは、清潔感の溢れる明るい空間を他の仕上材と組合わせて表現したかったため、色・柄のバリエーションが豊富で、加工性も良好な粘着剤付化粧フィルム(リアテック)を採用しました。特に、木目は色・柄とも豊富で、相当数のサンプルで現物確認しながら、実際の使用品番を決定しました。

エントランスホールの壁・天井は白系の粘着剤付化粧フィルム(リアテック)
ルーバー部分は木目の粘着剤付化粧フィルム(リアテック)

商品情報

リアテック vol.11

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