キッチンまわりの床材にワックスを塗布した場合、除菌用のアルコール使用でワックスがダメージを受け、黒ずみや白化の原因に。キッチンまわりの床材には、基本的にはワックスを使用しないのがおすすめです。

床の拭き掃除をする際は、市販のマイクロファイバーのクロスがおすすめ。タオルより繊維が細かく、溝が非常に多いため、汚れをつかみ取る面積が多いから。実は綿タオルは溝が少なく、汚れや菌を押し込んだり寄せたりするだけなのです。 ※推奨商品 : マイクロクイック/シーバイエス（株）

シミや油汚れを落としたいときは「往復拭き」でゴシゴシと。除菌をしたいときは、菌を塗り広げないように「一方拭き」がおすすめ。シミと除菌、両方に対応するには、「往復拭き」で汚れを落とし、仕上げに「一方拭き」をしましょう。

除菌スプレーを床に直接噴霧するのはNG。除菌剤を正しい量に調節しづらく、風圧で菌やウイルスが飛んでしまうためです。必ずクロスや雑巾にスプレーを吹きかけ「一方拭き」を。適量は床表面にうっすら水分が残るくらい。多すぎると除菌にムラができます。

家の中にリモートワークのための十分なスペースがない人も多いはず。でも仕事にはしっかり集中したい。そんな方におすすめなのは、寝室の一角をワークスペースにする方法です。寝室の隙間スペースを使えば、昼間はあまり使わない部屋を有効活用できます。

お子さんがいる家庭の場合、キッチンの一角をワークスペース・スタディスペースにすれば、目を配りながら仕事ができるため安心です。壁と向き合うようにデスクを配置することで、気配を感じながらも仕事に集中できるでしょう。

書斎がなく取れるスペースが限られる場合は、リビングに「間仕切り家具」を取り入れてゾーニングする方法がおすすめです。ほどよくプライベート感が得られ、書類などをおいても家具が目隠しとなり、ごちゃつきを隠せます。家族が同じ部屋にいても、このゾーンに座れば、オンオフの切り替えがしやすくなります。