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2026年02月19日


フローリングの気になる問題の1つに「騒音」があります。とくに集合住宅では、足音や椅子を引く音などが階下に響かないか心配になっている方も少なくないでしょう。
この記事では、床の気になる音の種類や、フローリングの効果的な音対策について解説しています。フローリングの防音に役立つ床材も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

※フローリングとは、主に木質系材料からなる床材で、表面加工および板の側面に本実加工が施されているもののことを指します。

 

床の気になる音の種類


床の気になる音は「軽量床衝撃音」と「重量床衝撃音」に分けられます。それぞれ生活シーンで発生しやすい音の具体例や、床衝撃音の防音レベルを表す遮音等級について見ていきましょう。
 

軽量床衝撃音



軽量床衝撃音とは、軽いものを落としたときや、ものを移動したなどに発生する軽く高い音のことです。歩いているときの「パタパタ」「コツコツ」といった音や、おもちゃを落としたときの「ガシャーン」という音、椅子を引いたときに発生する音などは、いずれも軽量床衝撃音に含まれます。
こうしたささいな生活音でも、階下には予想以上に響いていることも考えられます。生活音を立てずに暮らすのは現実的ではないため、なんらかの音対策が必要になるでしょう。
 

 

重量床衝撃音



重量床衝撃音とは、重く鈍い音のことです。子どもが走り回ったり、重いものを落としたりした際に発生する「ドンドン」「ドスン」「ズシン」といった音が相当します。また、重量のある家具などを引きずって移動したり、持ち上げたものを置いたりするときに発生する音も重量床衝撃音の一種です。

こうした騒音を遮断するには、床の構造そのものを改善しなければならないことも考えられます。衝撃が建物の躯体に到達しにくい構造にする必要があるからです。
 

 

床衝撃音の防音レベルを表す遮音等級



床衝撃音の防音レベルは「L値」で表されます。軽量床衝撃音の遮音等級がLL値、重量床衝撃音の遮音等級がLH値です。遮音性能を備えた床材によって、とくに軽量床衝撃音をやわらげる効果が期待できます。
 

【遮音等級と生活実感の目安】

LL値 軽量床衝撃音(LL) 生活実感
LL-35 まず聞こえない 上階の気配を感じる
LL-45 小さく聞こえる 上階の生活が多少意識される
LL-50 聞こえる 上階の生活が意識される
LL-55 発生音が気になる 上階の生活がある程度わかる
LL-70 かなりうるさい たいていの落下音ははっきり聞こえる
参考:一般社団法人 木を活かす建築推進協議会|⽊造建築物の床衝撃⾳対策 〜考え⽅と測定データ〜 (2022年版) 

 

フローリングの効果的な音対策4選


フローリングの音対策として、効果が期待できる方法を4つ紹介します。

 

対策1:クッション性のある床材を選ぶ



クッション性のある床材を選ぶことで、パタパタ音やコツコツ音をやわらげる効果が期待できます。床材の例として、クッションフロアがおすすめです。
クッションフロアとは、発泡層によるクッション性を備えたビニル床シートのことです。デザインが豊富でリアルな質感を楽しめることに加え、お手入れもしやすい点に特長があります。フローリングの質感と音対策を両立させたい方は、木目のクッションフロアを選ぶと良いでしょう。

 

対策2:遮音フローリングを選ぶ



遮音性能を備えた遮音フローリングを選ぶのも1つの方法です。LL値が45以下の遮音フロアであれば、遮音機能が強化されていない通常の床材よりも軽量床衝撃音が気になりにくくなる効果が期待できます。日本建築学会が推奨している望ましい性能基準もLL-45以下であることから、床材を選ぶ際の1つの目安となるでしょう。

 

対策3:カーペットを敷く



床をカーペット敷きにする方法も、音対策として有効です。カーペットの繊維が音や衝撃を吸収する効果が期待できます。
フローリングの特性として、音が響きやすい点が挙げられます。フローリングにカーペットを敷くことで、フローリングのウィークポイントを効果的にカバーできるでしょう。

 

対策4:ラグを敷く



フローリングにラグを敷いて、音対策に役立てる方法もあります。音が気になる場所に敷けるため、手軽に音対策を講じられることがラグを取り入れるメリットです。
たとえば、お子さまと一緒に過ごすリビングのうち、おもちゃなどが置かれているスペースにラグを敷くといった活用方法が考えられます。お子さまの成長に合わせて柔軟に音対策を講じたい方は、ラグを活用してみてはいかがでしょうか。

 

フローリングの防音に役立つ床材


フローリングの防音に役立つ床材を、コーディネート例とともに紹介します。
 

クッションフロア




品番:LM-12221

遮音等級LL-45の機能性クッションフロアです。洗練された木目の柄と程よい濃淡差が特長のベーシックなオーク柄で、どのような空間にもマッチします。ベタつき感をやわらげる「さらっと仕上げ」が施されており、素足でも快適に過ごせます。塩素系薬剤によるメンテナンスにも対応しているため、お手入れもしやすい床材です。

 

カーペット




品番:NAR-1404

中粒ループがバイアス状に走ったウール100%のロールカーペットです。厚みがあるため、軽量床衝撃音を吸収する効果が期待できます。落ち着いた色合いで、リビングをはじめ書斎や寝室など幅広い用途にお使いいただけます。防ダニ・抗菌(基布)機能を備えていることから、ダニや細菌の増殖が気になる方にもおすすめです。

 

カーペットタイル




品番:KIT-1601、KIT-1631、KIT-1640

カット状のパイルによる、やわらかな肌触りが心地よい無地のカーペットタイルです。裏面に吸着加工が施されているため、裏面のフェルトと繊維の間に消臭剤が塗布されていることも大きな特長です。防汚加工と消臭加工付きなので、ペットやお子さまのいるご家庭にも適しています。

 

ラグ




品番:RUG-1741-S

ツイスト糸によるボリューム感としっかりとした踏み心地のシャギーラグです。コーディネート例のようにフローリングに敷くだけで、手軽に音対策を講じられます。落ち着いた色合いのため、幅広いテイストのフローリングと相性が良いことも大きな特長です。防ダニ・抗菌(基布)機能を備えており、衛生面も安心してお使いいただけます。

 

フローリングの音対策を講じて快適な空間に


床の気になる音には軽量床衝撃音と重量床衝撃音の大きく2種類があり、遮音機能を備えた床材を取り入れることで軽量床衝撃音をやわらげる効果が期待できます。クッションフロアのほか、ロールカーペットやラグを活用して効果的に音対策を講じてみてはいかがでしょうか。

床材を選ぶ際には、「床材ARシミュレーション」の活用をおすすめします。ご自身で撮影したお部屋の写真で簡単に床材を着せ替えできるため、施工後のイメージをよりリアルに実感できます。また、お部屋全体のコーディネートを重視したい方は、インテリア着せ替えシミュレーション「Myコーデ®」をご活用ください。床をはじめ、壁やカーテンを着せ替えてお気に入りコーディネートをつくれます。音対策を講じつつ、イメージどおりのお部屋づくりを実現してみませんか。