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2026年02月19日


住宅の床材と聞くと、フローリングを真っ先に思い浮かべる方は多いでしょう。フローリングとは、主に木質系材料からなる床材の総称で、表面加工などが施されているものを指します。板の側面に床板同士を組み合わせるための実(さね)が施されている点が特長です。実は、こうした床材以外に「カーペット」を選ぶのも、住宅の内装におすすめの選択肢の1つです。

この記事では、床をカーペットの主な種類や特長、床材として選ぶ際に注意しておきたいポイントを分かりやすくまとめています。カーペット敷きのお部屋のコーディネート例もあわせて紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

 

床をカーペット敷きにする場合の床材


床をカーペット敷きにする場合の床材には、「ロールカーペット」「カーペットタイル」「ラグ」といった選択肢があります。それぞれ主な特長を確認しておきましょう。

 

ロールカーペット



ロールカーペットとは、繊維でできたロール状の床材のことです。一般的に「カーペット」と呼ばれているものに、ここでお伝えするロールカーペットも含まれています。日本語に直訳した際には「じゅうたん」の一種に含まれることもあります。
ロールカーペットの素材には、大きく分けて天然繊維と合成繊維の2種類があります。それぞれの特長は次のとおりです。
 
種別 素材 特長
天然繊維 ウール 汚れに強く、吸放湿性や保温性、弾力性に優れている
合成繊維 ナイロン 耐久性、機能性に優れている
ポリプロピレン コストパフォーマンスに優れている
ポリエステル 丈夫で摩擦に強い
アクリル・アクリル系 ウールのような特長をもつ合成繊維

 

カーペットタイル



カーペットタイルは、40cm角や50cm角にカットされたタイル型のカーペットです。複数のタイルを組み合わせることから、施工方法によっては施工後も1枚ずつ取り外せます。
また、デザイン貼り分けができることもカーペットタイルの特長の1つです。すべてのタイルを同じ方向にする「流し貼り」、隣接するタイルを90度回転させる「市松貼り」、目地を一段ごとに互い違いにする「馬踏み(破れ目地)貼り」、V字型に組み合わせる「ヘリンボーン貼り」など、貼り方のパターンによって異なる雰囲気を演出できます。



 

ラグ


ラグとは、一般的に3畳未満の敷物のことを指します。お部屋全面にカーペットを敷きつめるのではなく、部分的に敷きたい場合に適した床材です。ロールカーペットをカット・縁加工を施すオーダーラグや定型サイズラグがあり、オーダーラグであれば必要なサイズに応じて柔軟に対応できます。
ラグであれば、フローリングの床に敷いて利用することも可能です。また、床面に載せるだけなので、敷き替えも簡単にできます。ただし床面に固定されていないため、ズレが生じにくいよう滑り止め加工などが施されているか確認しておくことが大切です。サンゲツのオーダーラグや定型サイズラグをご使用の場合は、別売りのすべり止めテープ・すべり止めシートを併用してください。

 

カーペットの特長


次に、カーペットの主な特長を整理しておきましょう。板材にはないカーペットならではの特長を理解した上で、床材を選ぶことが大切です。

 

1. 踏み心地が良く裸足で過ごしやすい



カーペットは繊維でできているため、足元にやわらかな心地よさが伝わります。普段から素足で過ごす方にとっては、踏み心地が良くリラックスして過ごしやすい点がメリットです。寒い季節にも、板材と比べて床が冷たく感じにくいでしょう。

 

2. ハウスダストが舞い上がりにくい



繊維特有のダストポケット効果により、ダニやホコリといったハウスダストが舞い上がるのを抑える効果が期待できます。掃除機をかけるなど日常のお手入れは必要ですが、ハウスダストがお部屋の空気中に漂うのをできるだけ抑えたい方にはおすすめの床材です。

 

3. 階下へ伝わる音を軽減する効果が期待できる



カーペットには繊維特有のクッション性があるため、歩行や物を落とした際に階下へ伝わる音を緩和する効果が期待できます。また、繊維が音を吸収する効果が得られることから、反響音の軽減にも役立つでしょう。集合住宅など、階下へ伝わる音が気になる環境にも適した床材といえます。

 

4. 滑りにくく、転倒時の衝撃を抑える効果が期待できる



カーペットは木質フローリングやビニル床材と比べて表面が滑りにくく、転倒防止に寄与する効果が期待できます。もし転倒してしまったとしても、衝撃をある程度吸収してくれる点もメリットです。

 

床材にカーペットを選ぶ際に注意しておきたいポイント


床材としてカーペットを取り入れる際には、いくつか注意しておきたいポイントがあります。カーペット特有の性質を踏まえて、次の3点をチェックしましょう。

 

1. 汚れやすい場所ではないか



カーペットは繊維でできているため、水分が染み込むとシミになるおそれがあります。水まわりなどの濡れやすい場所や、汚れやすい場所への施工は慎重に判断する必要があるでしょう。ただし、中には撥水加工が施されたカーペットや、防汚性に優れたカーペットもあります。汚れやすい場所にカーペットを敷きたい場合には、こうした商品を選ぶのも1つの方法です。

 

2. 通年利用に適した素材か



カーペットは冬場には床が冷たく感じにくいというメリットを得られる反面、気温・湿度の高い夏場には暑苦しく感じられるのではないか、と懸念している方もいるでしょう。通年利用に適した素材を選ぶなら、吸放湿性に優れたウールがおすすめです。ウールは汚れに強い素材でもあるため、清潔な状態を保ちたい方にも適した素材といえます。

 

3.  手軽にお手入れができるか



カーペットを衛生的な状態に保てるかどうかも確認しておきたいポイントの1つです。汚れやシミを防ぐには、日頃のお手入れが鍵を握ります。汚れがつきにくい素材が使われているか、もし汚れてしまっても拭き掃除が可能か、といった点をチェックしましょう。カーペットによっては消臭効果やアレルギー原因物質除去効果を備えたものもあるので、こうした商品を選ぶのもおすすめです。

 

カーペット敷きのお部屋のコーディネート例


カーペット敷きのお部屋のコーディネート例を紹介します。カーペットを床材として取り入れるイメージづくりにお役立てください。

 

ロールカーペットのコーディネート例




品番:LIR-1040

ベーシックなナイロンループパイルのロールカーペットです。ループパイルとは、パイルを丸くループ状に仕上げることを指します。耐久性や歩行性に優れており、幅広いお部屋に取り入れていただけるカーペットです。防汚性・防ダニといった機能も備えているため、子ども部屋にも適しています。

 

カーペットタイルのコーディネート例




品番:NT-31507

原着ポリプロピレンのベーシックなカーペットタイルです。縦横の細かいラインが重なった、布地をイメージしたデザインが特徴です。

 

ラグを取り入れたコーディネート例




品番:RUG-1711-S

泡や雪のようにもっちりとなめらかな肌触りが特長のマイクロファイバーラグ商品です。防ダニ加工に加え、基布には抗菌加工が施されています。

 

お部屋にカーペットを取り入れてコーディネートの幅を広げよう


床材には多くの種類がありますが、お部屋での過ごし方やイメージする雰囲気に合わせてカーペットを取り入れるのも1つの方法です。繊維系の素材に特有のやわらかな心地よさと足ざわりが、毎日の暮らしに癒やしをもたらしてくれるでしょう。
お部屋のコーディネートを検討する際には、着せ替えシミュレーションを活用すると便利です。壁紙、床材、カーテンを手軽に着せ替えられる「Myコーデ®」を活用して、イメージどおりの空間を作ってみてはいかがでしょうか。完成したコーディネートは、ダウンロードやURLでハウスメーカーや工務店に共有できます。色や柄、機能のほか、カタログ上で気になった商品にお部屋を着せ替えて、自分だけのお気に入りコーディネートをぜひ見つけてください。