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2025年10月07日


壁紙を選んだ際、「サンプル(見本帳チップ)と施工後のイメージが違っていた」「床や天井と壁紙がちぐはぐになってしまった」といった失敗を経験するケースはめずらしくありません。こうした失敗を避けるには、どのような対策を講じておく必要があるのでしょうか。

今回は、壁紙選びでよくある失敗例や、サンプルを見比べる際のポイントをわかりやすく紹介します。壁紙のサンプル選びに失敗しないコツもまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

 

壁紙を選ぶ際に知っておきたいこと


お部屋の壁紙を選ぶ際に必ず知っておきたいこととして、次の3点から受ける印象が大きく異なる点が挙げられます。
 
  • ・カタログ(見本帳チップ)
  • ・カットサンプル(A4サイズのもの)
  • ・カットされていない状態の壁紙

なぜ同じ壁紙であるにもかかわらず、印象が異なるのでしょうか。その主な原因は「面積」と「環境」です。
一般的なカタログには、壁紙の一部を切り出した見本チップが添付されています。実際に壁紙を貼る場合は壁一面を覆うことになるため、同じ壁紙でも面積によって雰囲気が異なるように感じるケースが少なくありません。

また、壁紙を見る環境にも大きな違いがあります。壁は床に対して垂直方向のため、水平に近い角度で見本チップやサンプルを確認した場合とは、照明の当たり具合などが変化するからです。このように、壁紙を選ぶ際には「いかに施工後の環境に近い状態で見比べるか」がポイントとなります。

 

壁紙選びでよくある失敗



※写真はイメージです。

壁紙を選ぶにあたって、よくある失敗例を紹介します。見落としやすいポイントでもあるので、次の2点に関してはとくに意識しておきましょう。

 

失敗1:イメージと色が違う



見本帳チップやサンプルと実物の壁紙では、色が異なるように感じる場合があります。見本帳チップやサンプルは実際の壁紙と比べて面積が小さいため、広い壁面に貼ると印象が大きく変わることもめずらしくありません。
見本帳チップやサンプルは実物の壁紙が切り出されているため、素材感や凹凸などを確認することは可能です。ただし、色に関しては面積に応じて印象が変わる可能性があることを理解しておく必要があるでしょう。

 

失敗2:床や天井、インテリアとのバランスがよくない



壁紙を単独で選んだ結果、施工後に床や天井、インテリアとのバランスがよくないことに気づく場合があります。お部屋の印象を左右するのは、壁紙だけではありません。床や天井、インテリアとのバランスを考慮して、お部屋全体をコーディネートするのがポイントです。
一般的に、お部屋を同系色でまとめると統一感が生まれやすく、系統が異なる色を取り入れるとインパクトがもたらされる傾向があります。壁紙だけを見比べるのではなく、床材などのサンプルも用意した上で、お部屋全体の配色を慎重に検討することが大切です。

 

壁紙サンプルの見方のポイント


壁紙の見本帳やサンプルを確認する際に、留意しておきたいポイントを紹介します。

 

ポイント1:面積効果を踏まえる



1つめのポイントは「面積効果」です。面積効果とは、対象物の面積によって色の印象が変化することを指します。見本帳に添付されているチップは面積が小さいため、壁全面に貼られた状態で見た場合と比べて、色が濃く見えやすい点に注意が必要です。施工後に離れた距離から壁紙を確認した場合、見本帳よりも薄い色に感じられる可能性があります。また、柄のある壁紙の場合、柄の大きさによっては貼る面積が大きいと雑然とした印象になるケースも少なくありません。面積効果を踏まえて、「施工後の見え方とは異なる可能性がある」ことを前提に見本チップやサンプルを確認するようにしましょう。
 

ポイント2:見本帳チップのみで壁紙を決めない



見本帳チップだけを見比べて壁紙を決めてしまうと、施工後のイメージとのずれが生じやすくなります。見本帳で現物チップを確認する場合、無意識のうちに他の見本チップと比較しているケースが多いからです。
たとえば、ある見本チップと比べて「より白みが感じられる壁紙」を選んだとしましょう。実際に施工される壁紙は一種類のため、比較対象がない状態で見ることになります。結果として、見本帳から受けた印象に対して「もっと白いと思っていた」「想定していた壁紙よりも沈んだ色だった」といったことになりがちです。
 

ポイント3:サンプルは壁に当てて垂直の状態で確認する



壁紙のサンプルは、必ず壁に当てて床と垂直の状態で確認しましょう。施工後の壁紙は床と垂直方向になるため、見本帳で確認したときと比べて照明の当たり具合などが変化する可能性が高いからです。
とくに凹凸加工(エンボス加工)が施された壁紙の場合、影の落ち方によって表情が変わることがあります。サンプルを壁に当てて確認する際には、照明の位置や明るさなども考慮しておくことが大切です。

壁紙のサンプル選びに失敗しないためのコツ


壁紙の見本帳やサンプルを見比べるにあたって、失敗を避けるためのコツを紹介します。しっかりと対策を講じて、イメージどおりのお部屋づくりを実現しましょう。
 

壁紙単独で選ばないようにする



壁紙だけを見比べるのではなく、床や天井、カーテン、家具などの色との組み合わせを総合的に判断することが大切です。前述のとおり、お部屋のイメージを左右するのは壁紙だけではありません。たとえばまったく同じ色の壁紙でも、下図のように床の色が変わることで受ける印象も大きく異なります。

【例1:淡い色の床】

品番:FE76003

【例2:濃い色の床】

品番:FE76004

淡い色の床と比べて、床の色が濃いほうがお部屋の下方へ視線が集中しやすくなります。例1のお部屋には開放的な雰囲気が感じられるのに対して、例2はより重厚な印象のお部屋に仕上がっているのはこのためです。一方、壁紙の存在感は例1のほうが例2よりも強く感じられるのではないでしょうか。このように、壁紙はあくまでもお部屋の一部であることを踏まえて選ぶのがポイントです。


 

着せ替えシミュレーションを上手に活用する


 

壁紙と床、天井、インテリアとのバランスを考慮したコーディネートにするには、シミュレーションサイトを活用することをおすすめします。さまざまな組み合わせを実際に試してみることで、お部屋全体のイメージが湧きやすくなるからです。

サンゲツでは、手軽にお部屋の着せ替えができるシミュレーションサイト「Myコーデ®」を提供しています。完成したコーディネートを、ダウンロードした画像やURLでハウスメーカーや工務店と共有することも可能です。お部屋全体のバランスを考慮したコーディネートを実現したい方は、ぜひ「Myコーデ®」をご活用ください。



 

ショールームで実物を確認する


 

見本帳やサンプルと施工後のイメージのずれを最小限に抑えるには、施工された状態の壁紙を見ておくのが得策です。お部屋が再現されたショールームで実物の壁紙を確認することで、イメージどおりの壁紙を選びやすくなります。また、インテリアとのコーディネート例を複数見ておくことにより、お部屋づくりのヒントも得られるでしょう。

サンゲツでは、全国8カ所にショールームをご用意しています。館内を自由に見学できるほか、専任スタッフがご案内やご相談を承ることも可能です。また、品川ショールームに関しては館内全体を360度バーチャル空間に再現しており、ご自宅から展示品をご覧いただけます。専任スタッフへのご相談は、オンラインでの対応も可能です。壁紙の施工イメージを確認しておきたい方は、ぜひサンゲツのショールームへご来場ください。

サンゲツショールームはこちら

 

壁紙のサンプルはあくまでも参考例として捉えよう


壁紙を選ぶ際には、見本帳やサンプルを参照するケースが多いでしょう。しかし、見本チップやサンプルから受ける印象と、実際に施工された壁紙のイメージに差が感じられるケースは少なくありません。イメージと施工後のギャップをできるだけ小さくするには、

  1. ①少しでも大きなサイズのサンプルで確認すること
  2. ②小さいサイズのサンプルを元に壁紙を選ぶデメリットを知っておくこと
  3. ③空間全体のコーディネートを確認しておくこと


の3点が重要です。
今回紹介した壁紙選びのポイントや失敗しないためのコツを参考に、イメージどおりのお部屋づくりを実現してください。