フロアタイルとは?特長や種類、選び方を詳しく解説
2025年10月07日

住まいの床材を選ぶにあたって、「フロアタイル」を取り入れる人が増えています。フロアタイルを選ぶことで、具体的にどのようなメリットがあるのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、フロアタイルの主な特長やクッションフロアとの違いについて、わかりやすくまとめています。フロアタイルの主なデザイン6選とともに見ていきましょう。
フロアタイルとは

フロアタイルとは、PVC(ポリ塩化ビニル)素材でできたタイル状の床材のことです。素材の名称をとって、「塩ビタイル」と呼ばれることもあります。フロアタイルの表面には、素材感をリアルに表現した凹凸加工(エンボス加工)が施されており、さまざまな色柄を選べる点が大きな特長です。
クッションフロアとの違い
クッションフロアとは、弾力性のある塩化ビニル素材でできているシート状の床材のことです。フロアタイルの場合はタイル状の床材を敷きつめるのに対して、クッションフロアの場合はシート状の床材を敷きつめる点が大きく異なります。
クッションフロアにはクッション性があるため、歩行音やさまざまな振動を吸収する効果が期待できます。また、シート状のため継ぎ目が少なく、防水性に優れている点が特長です。一方で、クッションフロアの模様はあくまでも印刷のため、本物の素材に近い見た目ではあるものの、リアルな質感に欠けるケースも少なくありません。より本物の素材に近いリアルな質感を求めるなら、フロアタイルを選択したほうがよい場合があります。
フロアタイルを選ぶメリット
フロアタイルを選ぶメリットとして、デザインのバリエーションが豊富に用意されている点が挙げられます。イメージどおりの柄や組み合わせが見つかる可能性が高いことは、フロアタイルの長所の1つです。
また、木目や石目がリアルに再現されており、本物さながらの質感を楽しめることもフロアタイルのメリットです。耐久性に優れており、少々の衝撃や摩擦ではキズがつきにくい丈夫さも大きな特長といえます。部分貼り替えにも対応できるため、メンテナンスコストを抑えられることもメリットといえるでしょう。
フロアタイルの主な特長


ここからは、フロアタイルの主な特長を紹介していきます。次に挙げる長所やメリットを求めている方は、床材にフロアタイルを取り入れてみてはいかがでしょうか。
豊富なデザイン
フロアタイルには豊富なデザインのバリエーションが提供されており、好みに合った色柄を選びやすいという特長があります。お部屋をコーディネートする際には、床と壁、天井をはじめ、インテリアなどとのバランスを考慮することが重要です。色柄の選択肢が多いほど、イメージどおりの組み合わせを実現しやすくなります。
また、フロアタイルは敷き方によってパターンに変化をつけることも可能です。フロアタイルそのものの柄と組み合わせることで、独創的な空間を演出できるでしょう。
本物さながらのリアルな質感
フロアタイルはエンボス加工により、本物の木材や石材と見間違うほどリアルな質感を得られます。素材の繊細な凹凸や陰影を表現したテクスチャーが、空間の印象を引き立ててくれる点が大きな特長です。
後述するとおり、フロアタイルにはマーブル柄やセラミック柄、コンクリート柄などデザインのバリエーションが豊富に用意されています。本物の素材を取り入れることなく、質感を表現できることはフロアタイルの大きなメリットです。
丈夫でキズに強い
フロアタイルの表面には、多層構造のコーティングが施されています。そのため、キズがつきにくく耐久性に優れている点が大きな特長です。
床材は衝撃や摩擦の影響を日常的に受けやすい傾向があります。少々の衝撃や摩擦ではキズがつきにくいフロアタイルを床材に採用することで、日常生活の中でも安心してお使いいただけるでしょう。
気軽にお手入れ
フロアタイルには表面加工が施されており、水や油を弾くという特長もあります。もし汚れが付着してしまったとしても、軽く拭くだけで簡単にお手入れができることが大きなメリットです。
材質によっては、こうした防汚効果を得るために定期的にワックスを塗布しなくてはなりません。高い防汚機能を備えたフロアタイルであれば、キッチンや水まわり、玄関といった汚れが気になるところでも気軽にお手入れができます。
優れたコストパフォーマンス
コストパフォーマンスに優れていることも、フロアタイルの大きな特長の1つです。本物の素材を床に使用する場合、素材によっては施工時のコストがかさむ可能性があります。低価格でクオリティの高い空間をつくり上げられることは、フロアタイルの強みといえるでしょう。
また、フロアタイルは部分貼り替えにも対応可能です。必要な部分だけ貼り替えることで、貼り替え時の施工コストを抑えられます。このように、メンテナンスコストの削減につながることもフロアタイルのメリットです。
フロアタイルの主なデザイン6選
フロアタイルには多くの種類があるため、どのような色柄を選ぶべきか迷ってしまいがちです。ここではサンゲツのラインアップの中から、主なデザイン6選を紹介します。
マーブル柄

品番:IS-2132
繊細な斑模様と透明感が美しい多配色のマーブル柄です。重厚感や高級感を演出しつつ、手軽なお手入れで衛生的な状態を保てます。玄関などの床材として使用したり、キッチンなどの水まわりに部分的に取り入れたりするのもおすすめです。
無地

品番:IS-8178
無地系多配色のフロアタイルです。4種のカラーバリエーションが用意されており、色の組み合わせによってさまざまなデザイン貼りを楽しめます。子ども部屋や多目的スペースなど、遊び心を表現したい空間にデザイン貼りを取り入れてみてはいかがでしょうか。
セラミック柄


品番:IS-2104
穏やかな質感とモダンなカラーが人気のセラミック柄です。落ち着いた雰囲気の空間に仕上げたい場合や、床・壁・天井・インテリアとのバランスを考慮した空間をつくりたい場合に適しています。玄関やシューズクローク、脱衣所など、クールな印象の空間に仕上げたい場所に取り入れてみてはいかがでしょうか。
コンクリート/モルタル柄


品番:IS-2071-B
スムースでベーシックなモルタル柄のフロアタイルです。用途に合わせて複数のサイズからお選びいただけます。
本物のモルタルは乾燥収縮や経年劣化に伴い、クラックと呼ばれるひび割れが発生するケースが少なくありません。一方、フロアタイルはPVC素材でできているため、モルタルのようなひび割れは生じません。長期間にわたってきれいな状態を維持したい場合には、モルタル柄のフロアタイルを取り入れてみてはいかがでしょうか。
砂岩調

品番:IS-8047
穏やかでクセのない、砂岩調の大判タイルです。住宅をはじめ店舗やオフィスなど、幅広いシーンでご利用いただけます。自然で落ち着いた風合いの空間をつくりたい場合におすすめです。
石目柄

品番:IS-2006
さまざまな流れの石がレイヤーで重なったような石目柄のフロアタイルです。動きのある独特な風合いの空間を演出できます。たとえば、キッチンの壁や天井と同系色のフロアタイルを取り入れることで、統一感のある空間づくりに寄与するでしょう。自然な素材感や他の素材との相性を重視したい場合におすすめです。
用途に合ったフロアタイルでお部屋の雰囲気をイメージどおりに
フロアタイルは豊富なデザインと本物さながらの質感が特長の床材です。丈夫でキズに強く、気軽にお手入れができます。また、コストパフォーマンスにも優れており、本物の床材を採用した場合と比べて施工やメンテナンスのコストを抑えられる点がメリットです。
一方で、フロアタイルはデザインの選択肢が多い分、お部屋に合った色柄を選ぶにあたって迷ってしまう可能性があります。さまざまなコーディネート例を比較検討し、お部屋の完成イメージを固めておくことが重要です。サンゲツでは、床材をはじめ壁紙や天井、カーテンなどを着せ替えることで、自分だけのコーディネートを見つけられる「Myコーデ®」を提供しています。完成したコーディネートはダウンロードしたり、URLでハウスメーカーや工務店と共有したりすることも可能です。フロアタイルを選ぶ際には、ぜひ「Myコーデ®」をご活用ください。

