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2025年10月07日


カーテンを選ぶ際に「どの色にするのがよいか」は、大きな悩みどころの1つではないでしょうか。カーテンの色によってお部屋のイメージは大きく変わるため、色選びはとても重要なポイントといえます。
この記事では、カーテンの色を選ぶ際の基本的な考え方や、色がもたらす心理効果についてわかりやすく解説しています。お部屋別に見た場合のカーテンの色選びのコツや、バランス良くコーディネートするポイントもまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

 

カーテンの色選びの基本は「色の配分」「色相環」「トーン」


 

※写真はイメージです。

カーテンの色を選ぶ際に、必ず知っておきたい3つの要素があります。「色の配分」「色相環」「トーン」について、基本を押さえておきましょう。

 

色の配分とは



どの色をどの程度の割合で取り入れるかを表しているのが「色の配分」です。お部屋をコーディネートする際には、次の3つの要素に分けて色の配分を考えていくことをおすすめします。
 
  • ・ベースカラー:基本となる色(床や天井、壁など多くの割合を占める部分)
  • ・メインカラー:主役となる色(カーテンや家具など)
  • ・アクセントカラー:ポイントとなる色(クッションなどの小物)

一般的には、ベースカラーが7割程度、メインカラーが2割〜3割弱、残りをアクセントカラーが占めていると、バランスの良い空間となる傾向があります。ベースカラーを元にメインカラーを決め、次いでアクセントカラーの順に検討していくとスムーズに決まりやすくなるでしょう。

 

色相環とは



色相環は色同士の関係性を表しています。色相環を円状に示したものが色相環図です。
 

【色相環図の例】



上図のうち、隣り合っている色を類似色、反対側にある色を補色といいます。類似色同士、もしくは補色同士は相性が良いのが特徴です。ベースカラーとメインカラーの組み合わせや、メインカラーとアクセントカラーの組み合わせを検討する際には、類似色または補色を意識することをおすすめします。

 

トーンとは



トーンとは、色の明るさや鮮やかさのことです。同じ色でもトーンによって雰囲気が大きく変わるケースは少なくありません。よって、メインカラーを担うカーテンの色を決めたら、どのトーンの色を取り入れるかについても検討しておく必要があります。トーンを統一したほうが、お部屋全体にまとまりが生まれやすくなるのが一般的です。一方で、ベースカラーとメインカラーを抑えたトーンにし、アクセントカラーに鮮やかな色を取り入れることで遊び心のあるコーディネートになる場合もあります。

 

カーテンの色がもたらす心理効果




※写真はイメージです。

お部屋ごとにカーテンを選ぶにあたって、色がもたらす心理効果を知っておくことも大切です。色と心理効果の一般的な関係を見ていきましょう。

 

リラックス効果



ブルー系やグリーン系の色は気持ちを静め、リラックスする効果をもたらす傾向があります。そのため、寝室などくつろいだ気持ちで過ごしたい空間や、書斎のように落ち着いて過ごしたい空間には、ブルー系やグリーン系の色を取り入れるとよいでしょう。

 

清潔感



ホワイト系やベージュ系、グレー系の色は柔らかく清潔な印象を与える効果があります。さまざまなインテリアと合わせやすく、万人受けする色であることから、リビングや客間といった空間に適した色です。また、キッチンやダイニングといった清潔感が重要な空間にも取り入れやすい色といえるでしょう。

 

ポジティブ



オレンジ系やイエロー系の中でも、トーンが明るい色はエネルギーや活力を感じさせます。にぎやかで楽しいイメージの子ども部屋に取り入れたり、暖色系の食欲増進効果をいかしてダイニングなどに取り入れたりするのもおすすめです。一方で、強く印象に残りやすい色でもあることから、家具やインテリアと色をそろえるなど、カーテンだけが際立って見えないように工夫する必要があります。


 

お部屋別・カーテンの色を選ぶコツ


次に、カーテンの色を選ぶコツをお部屋別に紹介します。お部屋の用途や主な過ごし方にマッチする色のカーテンを選ぶのがポイントです。
 

リビング:落ち着いたトーンの色がおすすめ



リビングは家族が集まって過ごす空間であると同時に、来客を招いた際などにも利用することになるメインのお部屋です。家族や来客が落ち着いて過ごせるよう、インパクトが強すぎる色は避けたほうが無難でしょう。抑えたトーンのカーテン色を選ぶことをおすすめします。また、壁や床、家具などとのバランスも考慮し、カーテンだけがちぐはぐな印象にならないように気を配ることも大切です。
 

寝室:寒色やアースカラーがおすすめ



寝室はゆっくりと休むための空間であることから、気持ちが安らぐ色を取り入れるのがおすすめです。鎮静効果があるとされる寒色や、土や木の幹などの自然を連想させるベージュやブラウンといった色を取り入れるとよいでしょう。トーンを抑えた色を選ぶことで、安眠に適した環境を整えられます。
 

和室:自然な色合いがおすすめ



従来、和室の窓には障子を取り付けるのが一般的でしたが、近年ではカーテンを設置するケースも増えています。畳や襖と相性が良く、自然な風合いが感じられるアイボリーやベージュ、オリーブグリーンなどのカーテンを取り入れるとよいでしょう。こうした色のカーテンであれば、和室のシンプルさを損なうことがなく、統一感のある空間をつくりやすいからです。
 

書斎:ブルー系やグリーン系がおすすめ



書斎のように集中して読書や仕事をするお部屋には、落ち着いて過ごせる色のカーテンを選ぶとよいでしょう。具体的には、鎮静効果のあるブルー系や、リラックス効果のあるグリーン系のカーテンがおすすめです。
 

子ども部屋:明るいイメージの色がおすすめ



小さなお子さまがいるご家庭なら、子ども部屋には明るいトーンのカーテンを取り入れることで、元気で楽しい雰囲気を演出できます。年齢が上がるにつれて落ち着いた色のカーテンへと変更するなど、成長に合わせてカーテンを選ぶのも大切なポイントの1つです。
 

バランス良くコーディネートするポイント



品番:SC7014

ここまで、カーテンの色の選び方について紹介してきました。お部屋での過ごし方に合わせてカーテンを選ぶことも大切ですが、お部屋全体で色のバランスが取れていることも重要なポイントの1つです。バランス良くコーディネートするために、次に挙げる5つのポイントを意識しましょう。
 

ポイント1:お部屋のイメージを固めておく



はじめに、お部屋全体のイメージをある程度固めておくことをおすすめします。例えば「落ち着いた雰囲気の部屋にしたい」「明るく楽しい雰囲気にしたい」など、おおよその方向性を決めておくと、イメージに合った色を絞り込みやすくなるからです。はじめから色に着目するのではなく、「つくりたい空間のイメージ」→「そのイメージを実現するのに適した色」の順に検討していくと、メインカラーの候補をスムーズに決められるでしょう。
 

ポイント2:壁紙や床の色との兼ね合いを考慮する



カーテンの色を選ぶ際には、壁紙や床の色との兼ね合いを考慮することも大切なポイントです。一般的に、壁や床と同系色にすると落ち着きや一体感をつくり出せます。反対に、対照的な色を選ぶことでインパクトやエネルギーを感じさせる空間をつくり出せるでしょう。カーテンの色とラグやクッションの色を合わせるのも、一体感のあるコーディネートにするテクニックの1つです。

【コーディネート例1】


品番:AC2289

カーテンと壁紙、ソファを同系色でまとめたコーディネートです。すっきりと同系色で統一されているため、全体として一体感のあるまとまった印象を与える空間となっています。

【コーディネート例2】


品番:AC2267

自然な風合いのカーテンを取り入れた和室のコーディネート例です。カーテンがさりげなくアクセントになっているものの、畳や壁の色と馴染みやすい色のため、部屋全体の落ち着いた雰囲気が保たれています。
 

ポイント3:お部屋が広く感じられる色を知る



お部屋を広く見せたい場合には、淡い色や寒色系のカーテンを取り入れるのがおすすめです。こうした色は圧迫感が少なく、奥行きを感じさせる効果も期待できます。

【コーディネート例1】


品番:AC2398

壁や天井と同系色のカーテンを取り入れたコーディネート例です。カーテンと壁面に一体感や連続性が生まれることにより、壁面をより広く見せる効果がもたらされています。
 

【コーディネート例2】


品番:AC2240

淡いパープルのカーテンを取り入れたコーディネート例です。床・壁・天井ともに淡い色のため、空間全体に圧迫感が少なく、お部屋をより広く感じさせる効果がもたらされています。
 

ポイント4:家具や内装との調和を重視する



お部屋に設置する家具と色をそろえると、統一感のある空間を演出しやすくなります。ソファやラグ、クッションなどと、カーテンの色をそろえてみてはいかがでしょうか。
 

【コーディネート例1】


品番:SC7297

カーテン、チェア、ラグを同系色でそろえたコーディネート例です。3点の色が統一されたことで、統一感のある引き締まった印象の空間に仕上がっています。
 

【コーディネート例2】


品番:SC7050

アクセントクロスとカーテンのテイストを合わせたコーディネート例です。オレンジを基調とした壁紙やインテリアにグリーン系のアクセントが加わることで、統一感を保ちつつも単調さを感じさせない空間となっています。
 

ポイント5:カーテンの柄もあわせて検討する



カーテンの色とあわせて検討しておきたいのが「柄」です。無地のカーテンや小さめの柄を配したカーテンは部屋を広く感じさせる効果が期待できます。また、ストライプやボーダーのカーテンを取り入れることで、空間の高さや広がりを強調する視覚効果をもたらすことも可能です。部屋をより広く見せたい場合には横縞のカーテンを、天井の高さを強調したい場合には縦縞のカーテンを選ぶとよいでしょう。
 

部屋全体のバランスを考慮してカーテンの色を選ぼう


カーテンはお部屋の中でも大きな割合を占めることから、空間全体から受ける印象や空間で過ごす人の心理にさまざまな影響を与えます。色がもたらす効果のポイントを押さえつつ、部屋全体のバランスを考慮してカーテンの色を選ぶことが大切です。

サンゲツでは、自分だけのコーディネートを見つけられる着せ替えシミュレーションサイト「Myコーデ®」を提供しています。カーテンをはじめ、壁や天井、床の組み合わせを自在に変えながら、さまざまなコーディネートを試せる点が大きなメリットです。完成したコーディネートは画像としてダウンロードしたり、URLを発行してハウスメーカーや工務店に共有したりできます。ぜひ「Myコーデ®」を活用して、イメージどおりのコーディネートを実現してください。