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2025年03月17日


洗練されたスタイリッシュなお部屋づくりをしたいと考えている方にとって、モルタル調の壁は有力な選択肢となり得ます。一方で、本物のモルタルを壁材として使用した場合には、メリット・デメリットの両面があることを知っておくことが大切です。
この記事では、モルタル壁の主なメリット・デメリットのほか、コンクリート/ストーン調の壁紙でモルタルのニュアンスを表現する方法について解説しています。モルタル調の壁紙を活用するメリットとあわせて見ていきましょう。

 

モルタル壁とは


モルタルは、セメントに砂や水を混ぜて練り上げた素材です。タイルやレンガを張る際の下地材として使われるほか、住宅の外壁や内装壁の仕上げ塗装に用いられる場合もあります。はじめに、モルタル壁のメリット・デメリットを整理しておきましょう。
 

※写真はイメージです。

 

モルタル壁のメリット



モルタル壁の主なメリットとして、下記の4点が挙げられます。

スタイリッシュで引き締まった空間に仕上げられる
塗り方によって模様や質感を変えられる
耐火性が高い
継ぎ目がなく、コーキング補修が不要

 このように、他の建材にはないモルタル特有のニュアンスと機能性を活かせる点が大きなメリットです。
モルタルはコンクリートと比べて表面が滑らかに仕上がるため、壁材としても適しています。塗り方次第でさまざまな表情が可能になることから、洋室・和室を問わず幅広い空間に馴染む点が特徴といえます。

 

モルタル壁のデメリット



モルタル壁にはさまざまなメリットがある反面、デメリットとなり得る点として、以下の4点が特に注意が必要と言われています。

工期が長くなりやすい
汚れが付着しやすい
ひび割れが発生しやすい
防水性が低い

モルタルは素材の特性上、表面に細かな凹凸があります。また、経年劣化によるひび割れが生じるケースも少なくありません。こうした凹凸やひび割れに汚れが入りこみやすくなる点がデメリットです。モルタルは水分を吸収するため、水まわりなど濡れやすい場所ではかびが発生する原因になることも想定されます。

モルタルを壁材として使用する場合、これらのデメリットについても十分に考慮しておく必要があるでしょう。

 

コンクリート/ストーン調の壁紙も選択肢の1つ


モルタル壁の外観を活かしつつ、素材特有の弱点を解消したい場合には、モルタル調の壁紙がおすすめです。モルタル調の壁紙を採用することで、次のメリットを得られます。


 

モルタル壁に特有のデメリットを解消できる



モルタル調の壁紙を取り入れる大きなメリットとして、モルタル特有のデメリットを解消できる点が挙げられます。モルタル調の壁紙は本物のモルタルを使用しているのではなく、モルタルのニュアンスを表現した壁紙です。よって、モルタル壁において懸念されるひび割れが発生しにくく、素材によっては汚れが付着しても簡単にお手入れができます。

モルタル特有のニュアンスを取り入れつつ、素材特有のデメリットを解消したい方には、モルタル調の壁紙をおすすめします。

 

豊富な外観・質感の中から選べる



コンクリート/ストーン調の壁紙には豊富なバリエーションがあり、好みやお部屋のイメージに合わせて選べるというメリットもあります。モルタル調はもちろんのこと、コンクリート調やストーン調の質感の壁紙なども選択可能です。カラーバリエーションも充実しているため、「もう少し明るい色にしたい」「より重厚な印象にしたい」といったご希望に合わせて選べます。

サンゲツでは、壁紙のほか床や天井とのコーディネートをシミュレーションできる「Myコーデ®をご用意しています。完成したコーディネートは、ダウンロードやURLにより共有できるため、ハウスメーカーや工務店にイメージを伝える際に便利です。イメージどおりのお部屋に仕上げたい方は、Myコーデ®を活用してみてはいかがでしょうか。

 

施工のコストが安く張り替えも簡単



モルタル調の壁紙は、通常の壁紙と同様の方法による施工が可能です。モルタル塗装と比べて施工コストを抑えられることに加え、施工期間の短縮にもつながります。
壁紙が汚れたり破れたりした際には、張り替えによって修復できることも大きな強みです。本物のモルタルで施工された壁の場合、モルタルを塗り直さなくてはなりません。施工コストを抑えられることや、お手入れがしやすいことも、モルタル調の壁紙を活用するメリットといえるでしょう。

一方で、壁紙は本物のモルタルではなくあくまでも製造品です。左官職人が手作業で仕上げたモルタル壁のように、まったく同じ風合いの壁がふたつとない仕上がりにはなりません。壁紙の手軽さやお手入れのしやすさに魅力を感じるか、本物のモルタル壁特有の風合いに魅力を感じるかによって、どちらの施工方法を選ぶか検討するのも1つの考え方です。

 

モルタル調の壁で洗練されたお部屋に


モルタルは、クールでスタイリッシュな空間づくりに適した壁材といえます。一方で、経年劣化によるひび割れや汚れやすさ、防水性の低さといったデメリットを抱えているのも事実です。こうしたデメリットを解消しつつ、モルタルのニュアンスを表現したい場合には、モルタル調の壁紙を選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。



サンゲツでは、モルタル調をはじめとするコンクリート/ストーン柄の壁紙を多数ご用意しています。壁紙によっては、防かびや抗菌、撥水のほか、傷がつきにくい表面強化の加工が施されている点が大きなメリットです。モルタル特有の質感を表現しつつ、実用性にも優れた壁材を取り入れたい方は、ぜひサンゲツの「コンクリート・ストーン」シリーズをご検討ください。