ガラスの反射・映り込みを低減!低反射ガラスフィルムのご紹介
2025年05月15日
眺望、展示物を「見せる」から「魅せる」へ
美術館・博物館の展示ケース、ストリートのショーウインドウ、夜景の見えるレストランの窓ガラスなど、自分の姿が映り込んで良く見えないという体験は誰もがしていると思います。
見せるべき対象物が映り込みで良く見えないことによるマイナス効果はお店や運営者サイドにとっても無視できないことです。
今回ご紹介する「ルクリアⅡ」はガラスの両面に貼ることで映り込みを約8分の1にする効果があります。(3㎜フロートガラスと「ルクリアⅡ」両面貼りの際の可視光線反射率との比較)
ショーウインドウや展示ケースの映り込みを解消
映り込みによる視認性を改善するには、見る側の照明を暗くするなどの対策が必要です。
しかし、見る側にもある程度の照度が必要な場所がほとんどです。そういった場所に低反射フィルム「ルクリアⅡ」は本領を発揮します。
例えば美術館・博物館などの展示ケースにおいては、見学者にとってガラスの映り込みは展示物の観覧の妨げになるため、映り込みを軽減させる対策が求められます。非常に高価な低反射ガラスという選択もありますが、「ルクリアⅡ」であれば比較的リーズナブルなため、このような個所でぜひ使っていただきたいガラスフィルムです。
また、路面のショーウインドウの場合、映り込みがあると単に素通りされる、もしくはガラスに映った自分の髪を直すなどの通行者が多い印象です。
本来、見せたいはずの商品や展示物に視点がフォーカスされない事で、認知や興味に繋がらないことは非常にもったいない事です。
「ルクリアⅡ」では、映り込みが大きく軽減されるため、通行者がガラスの向こうの対象物を視認する確率が上がります。
視認する母数が上がれば、そこから購入行動に移る可能性も上がります。また、SNS等を使った口コミによる宣伝効果が上昇する可能性も考えられます。マーケティング視点でも視認性の改善は非常に重要な要素と考えることができます。

東洋文庫ミュージアム 撮影:株式会社エスエス企画
ガラスフィルムの基本的な性能
「ルクリアⅡ」はガラスフィルムのため、飛散防止やUVカット機能も備えています。
大事な商品や展示物が、もしガラス割れ、その破片によって破損してしまっては取り返しがつきません。仮に割れたとしても飛散防止機能があれば、リスクを大幅に軽減することができます。
また、UV(紫外線)による商品や展示物の色褪せや、劣化もUVカット機能によって大幅に軽減されます。
内貼り用と外貼り用
「ルクリアⅡ」には内貼り用と外貼り用の2種類があります。
美術館の展示ケースなどは内貼り用を両面貼りする事で問題ありませんが、路面に面したショールームや夜景を望むレストランの窓などでは、室内側に内貼り用「ルクリアⅡ」、室外側に外貼り用「ルクリアⅡ EX」と使い分けて貼る必要があります。
夜景を望む窓では高所のケースが多いので、外側に貼れない可能性もありますが、「ルクリアⅡ」と「ルクリアⅡ EX」をそれぞれ貼ってこそ映り込み軽減効果が得られるため、必ず両面貼りが可能なガラスでの施工をお願いしております。

ぜひご提案のひとつとしてご検討ください。

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