高領域UVカットガラスフィルムで実現するインテリアの美観を維持する方法とは?
2024年04月19日
目に見えない強敵「紫外線(UV)」
紫外線(UV)が厄介なのは、この光線は目に見えませんし、当たっても熱も感じない事です。しかし、紫外線が人に当たると日焼けの原因になりますし、長年の積み重ねでシミ・ソバカスの原因にもなり得ます。
また、窓から入ってくる紫外線によって、カーテンを始めとしたインテリア全般が劣化・色褪せてしまう可能性があります。
人間であれば日焼け止めクリームなどで対処できますが、カーテンやフローリング、家具などはどうすれば良いでしょうか?
ペアガラスやLOW-Eガラスなどの高機能ガラスであれば大丈夫でしょうか?
実はこういったガラスには紫外線をカットする機能はありません。合わせガラスのみ紫外線カット機能がありますが未だ一般的ではありません。
しかし、ガラスフィルムには裏面の粘着層に紫外線吸収剤が入っているため、開口部から入ってくる紫外線の99%をカットする事ができます。
高領域UVカットガラスフィルム「アンフェイド 90」のご紹介
サンゲツが発売しているガラスフィルム見本帳「クレアス vol.2」には透明飛散防止ガラスフィルム、目隠しガラスフィルム、デザインガラスフィルムなど全122柄のラインアップがありますが、その内の実に120柄に紫外線カット機能が付与されています。また、業界で初めて発売した高領域UVカットガラスフィルム「アンフェイド 90」は従来のガラスフィルムより紫外線カットの機能に優れており、お部屋のインテリアの美観をより長く美しく維持する事ができます。
下記写真は、サンゲツのカーテン生地を使って紫外線による色褪せ・劣化の具合を①フロートガラス ②従来のガラスフィルム ③「アンフェイド 90」の3種類の試験体を通して試験したものです。
フロートガラスのみだと、照射500時間で驚くほど色褪せてしまうのが分かります。
紫外線によるカーテンの褪色比較
JIS K 7350-2準拠【サイクルA(ぬれ時間18分、乾燥時間102分)・連続運転・BST】カーテンの上に、ガラス単体とガラスフィルムを貼ったガラスを被せてキセノン試験機に入れ、500時間照射後の外観変化を比較。
試験結果
一般透明飛散防止ガラスフィルムと比較して、「アンフェイド 90」は、紫外線による著しい変化は見られませんでした。従来のガラスフィルムでは、かなり色褪せが防げている事が分かりますが、それでも元の色に比べると少し色褪せしてしまっています。「アンフェイド 90」は見た目はほとんど変化していません。
もちろん、「アンフェイド 90」でも経年によって少しずつ色褪せ・劣化はしていきますが、ガラスや他の従来フィルムと比較して、より長い期間、お部屋内のインテリアの美観を維持する事が出来ることが伝わると思います。
「アンフェイド 90」は、見た目は普通の透明飛散防止ガラスフィルムですので、災害対策としても使用できる非常に汎用性の高いガラスフィルムです。
ペアガラスやLOW-Eガラスでも代用できない紫外線対策(+飛散防止)としてぜひ「アンフェイド 90」をご検討ください。

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2022-2024 クレアス ガラスフィルム vol.2
機能性とデザイン性を兼ね備えたガラスフィルム見本帳“CLEAS”。
環境配慮型商品のほか、遮熱や飛散防止をはじめとした各種機能性商品に加え、自然をモチーフにした意匠性の高い商品などを収録しています。
オフィスや商業施設をはじめ住宅にも使用できるラインアップです。