PFCフリーについて
撥水機能に使われるフッ素系化合物（PFC）は、水や油をはじき、熱に強いなどのメリットがあり、様々な製品に使用されています。
その反面、廃棄された後も分解されるまでに長い時間が掛かり、水や空気、土壌など自然界に残り続けるというデメリットもあります。
PFCフリーとは、環境への影響が懸念されるフッ素系化合物（PFC）を使用しない製品を指します。
2023-2025 SP 見本帳では、より環境負荷の少ない非フッ素系の撥水剤（PFCフリー）を新たに採用しています。非フッ素系の撥水剤でありながら、フッ素系撥水剤と同等の撥水性能を有しておりますので、環境にやさしく安心してご使用していただくことができます。
撥水性能評価試験
試験方法
自社オリジナル試験として「撥水性能評価試験」を対象の壁紙表面に付着させた水滴の接触角を測定する試験を行いました。
※上記の試験結果は測定値であり、保証値ではありません。
開発背景
壁紙業界において、近年、撥水機能付きの壁紙が増え、フッ素系の撥水処理剤が多く用いられています。一部で、フッ素系化合物を用いない撥水処理剤（シリコーン系等）も存在しますが、フッ素系撥水処理剤に比べて、撥水性能が劣るため、フッ素系の撥水処理剤が使用されているケースが多い状況にありました。環境にやさしく、快適な生活空間を提案するため、壁紙業界では一早く、非フッ素系撥水剤を採用するに至りました。
対象商品
※新仕様（PFCフリー）と旧仕様（フッ素系撥水剤）の在庫が混在する期間があります。
2023-2025 SP
リーズナブルな価格帯でありながら、厚みがありキレイに仕上がる壁紙や、充実のカラー&デザイン、機能性を備えた105点のラインアップです。環境負荷の少ない撥水剤PFCフリーの商品も新たに掲載しています。
