京王幡ヶ谷ビル 共用部
京王不動産株式会社
京王新線の幡ヶ谷駅に隣接し、商店街へと続くゲートに位置する「京王幡ヶ谷ビル(京王グループ所有)」の改修プロジェクトです。
本プロジェクトでは、表装的なデザインの刷新にとどまらず、駅を利用される方や地域社会をつなぐ「京王グループの顔」としての役割を再定義。「幡ヶ谷のおもてなしゲートウェイ」というコンセプトを立案し、建物の持つポテンシャルを最大限に引き出すプランをご提案しました。
訪れるゲストには安心と温かさを、ビルで働くワーカーには誇りと快適さを提供するため、エントランスから各階の共用部にいたるまでをトータルデザイン。美観の向上はもちろん、機能性や利用者の心地良さが調和する空間を目指しました。
課題・依頼内容
- 経年による、建物の印象と無機質な空間のイメージを刷新したい。
- 視認性を高め、明るい雰囲気のエントランスにしたい。
- 駅前ビルとして京王グループさまの「信頼感・安心感」を体現しつつ、地域と調和するデザインの提案。
解決・提案内容
- 【街に開かれた、明るいエントランスの構築】暗さや視認性の低さが課題となっていたエントランスにおいて、照明計画とマテリアルの選定を行いました。視覚的な奥行きと明るさを演出することで、道行く方々にも親しみを感じていただけるような、街に対して開かれたファサード空間を目指しています。
- 【木目調をいかした温もりある空間デザイン】無機質な印象だった共用部には、木目調の素材や温かみのある照明を効果的に取り入れました。訪れる方には安心感を、働く方には心地よさを感じていただけるような、清潔感あふれる空間への刷新を図っています。
- 【美観とメンテナンス性を両立する素材選定】建物の資産価値を長期にわたって保つため、外装には高耐候性の外壁塗材や屋外用の床材を採用しました。日々のメンテナンスの負担を軽減しつつ、美しい設えを長く維持できるよう配慮した設計を行っています。
街路側から見た、1Fエントランスの全景です。改修前の課題であった暗い印象をやわらげるため、空間全体に明るさをもたらしつつ、清潔感と温もりを感じられるマテリアルを厳選しました。駅をご利用になる方々や地域の皆さまを心地良く迎え入れる、街に対してひらかれたファサード空間となるようデザインしています。
エレベーター周りにあしらった木目調のデザインが、通路からの緩やかな連続性を生み出し、無機質になりがちな空間に柔らかな表情をプラスしています。足元には、公園の小道をイメージさせる温かみのある石目調の床材を採用。訪れる方を優しく迎え入れるような、心地良く上質な空間を目指してプランニングを行いました。
エントランスからの統一感と連続性を保ちながら、歩く楽しさを創出する共用廊下のデザインです。
直線的で単調になりがちな長い廊下に視覚的な変化とリズムをもたらすため、壁面にはアクセントクロスや木目調のパネルを効果的に配置。さらに、公園の散策路をイメージさせる床デザインを組み合わせることで、ビル全体のグレード感を高めるような、心地良く洗練された空間を演出しました。
各階におけるテナント名や階数の表記には、どなたにも見やすく視認性の高い、すっきりとしたフォントを採用しました。ベースとなる明るい木目調のパネルに、透明感のあるアクリル板とゴールドの金物を組み合わせることで、廊下全体の意匠と自然に調和する、温かで落ち着きのあるデザインを目指しました。
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完成時期
2026.03
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場所
東京都渋谷区
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クライアント
京王不動産株式会社
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ご依頼範囲
- 内装:デザイン・設計・施工
- サイン:計画・デザイン・施工
- 意匠照明
- 外装:エクステリア工事
- コンサルティング
- プロジェクトマネジメント
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