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太陽光自己託送システムで創エネを促進

中部ロジスティクスセンターⅡにて123万kWh/年を発電し、グループGHG削減

2024年02月14日
株式会社サンゲツ(本社:愛知県名古屋市、代表取締役 社長執行役員:安田正介)は、2月1日(木)より、愛知県稲沢市にある中部ロジスティクスセンターⅡ(以下、中部LCⅡ)の太陽光発電設備で発電された電力の一部を、愛知県名古屋市にある本社・中部支社へ送る自己託送を開始しました。


中部ロジスティクスセンターⅡ

自己託送とは、自社が保有する施設で発生した再生可能エネルギーを、電力会社の送配電網を通じ、遠隔地にある自社施設で使用する仕組みです。
当社では2023年9月より、物流拠点の一つである中部LCⅡの屋根に、1,127kW容量の太陽光パネルを設置し稼働開始しました。年間123万kWhの発電量を見込んでおり、総発電量の約53%を中部LCⅡと隣接する中部LCⅠとの系統統合により自家消費しています。さらに、このたびの自己託送の開始により、総発電量の約36%をLCⅡと離れた名古屋本社・中部支社で使用することが可能になります。上記により、サンゲツ単体で約12%の電力使用削減につながります。

サンゲツグループは、経済価値とともに社会価値を創出し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを続けています。中期経営計画【BX 2025】では、事業活動における環境負荷低減のため、GHG排出量の削減、エネルギー使用量削減、リサイクル率(有効利用率)向上といった目標を掲げ、そのうちGHG排出量に関して下記定量目標を設定しています。
■2025年度目標
・GHG(Scope1&2)排出量:連結28%削減(2021年度比)/単体60%削減(2018年度比)

このたびの中部エリアを先駆けとして、グループ全体で省エネ、創エネ、再エネ、オフセットに関する具体策を実行し、環境負荷低減への取り組みを推進します。

※系統統合とは
電力会社の送配電網を系統といい、複数の拠点から発電される電力を一つの電力システム(系統)に統合し、効率的に送配電すること。



■中部エリアの創エネ、自己託送 図解



■サンゲツグループのGHG(Scope1&2)排出量削減

グループ全体のGHG排出量は、2025年度に28%削減、さらに2029年度に55%削減(ともに2021年度比)を目標に掲げ、省エネ、創エネ、再エネ、オフセットの4つの施策を中心に取り組んでいます。省エネは、自社物件の空調設備更新や燃料転換、営業車のハイブリッド車・EV車への切り替え、創エネは太陽光発電などの再生可能エネルギー発電設備の設置、再エネはCO₂フリーの電力メニューへの切り替え、オフセットは植林団体への支援や電力証書の購入といった施策を計画しています。
グループの製造会社であるクレアネイトやKoroseal(米国)では電力の100%再エネ化、そのほか非製造会社ではカーボンニュートラルを目指して実行していきます。




私たちは、長く使い続けられる空間の創造とともに、低環境負荷商品の開発やサプライチェーン全体の環境負荷低減に努め、地球環境を守るサステイナブルな社会の実現に貢献します。

サンゲツ<気候変動への対応>
https://www.sangetsu.co.jp/company/sustainability/environment/climatechange.html



株式会社サンゲツは持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。



◇プレスリリース原本(PDF):2023-29「太陽光自己託送システムで創エネを促進」