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世界の新しいクリエイティブムーヴメントの発信基地。
提案するのは「アート感のある暮らし」。

フランスを中心としたヨーロッパの新しいクリエイションやヴィンテージ家具、アートなどが揃うライフスタイルショップ。年代やスタイルにとらわれずにセレクトしたアイテムの数々で、日常のなかの家で過ごすという“もう一つの時間”へ、クリエイティブな空気を発信する。取り扱うブランドはパリで唯一の陶器メーカー「ASTIER de VILLATTE 」や、斬新な発想が魅力のパリを中心に世界で活躍する人気クリエイター「Tsé&Tsé associées」、「デコパージュ」と呼ばれるイタリアの古い技法を用いるNYの「JOHN DERIAN」 など作家性が高いデザインが多数集結。

H.P.DECO ショップマネージャー
代田淑恵さん
ヨーロッパのファッション文化に魅了され、H.P.FRANCEに入社。その後、アクセサリーやバッグなどを中心に様々な国のクリエイター作品を扱う。2010年、バイヤーのマルト・デムランとの出会いによりインテリアの部署へ。「家は自分のお気に入りを集めた居心地の良い空間だと思います。アートやヴィンテージのオブジェ、素材や色をミックスしたスタイルが好き」。

トーンを合わせた花柄と無地に、
アートな小物で色を足したパリのアパルトマン。

PRODUCTS BY H.P.DECO (www.hpdeco.com)
ASTIER de VILLATTE / Adelaïde / tea pot
Bazar et Garde-Manger / Sputnik / pendant light
Bazar et Garde-Manger / Lace objet / objet
La Soufflerie / Glassware / flower vase, glass
H.P.DECO / Vintage furniture /
window, wall shelf, kitchen cabinet, table, chair

※参考商品は2021-2023 ファインに掲載

PRODUCTS BY H.P.DECO (www.hpdeco.com)
ASTIER de VILLATTE / Adelaïde / tea pot
Bazar et Garde-Manger / Sputnik / pendant light
Bazar et Garde-Manger / Lace objet / objet
La Soufflerie / Glassware / flower vase, glass
H.P.DECO / Vintage furniture /
window, wall shelf, kitchen cabinet, table, chair

※参考商品は2021-2023 ファインに掲載

ー 代田さんはショップマネージャーとして店頭に立っていらっしゃいますが、どのようなお仕事でしょうか?
H.P.DECOの表参道のお店ではインテリアと一緒にファッションも扱っていまして、空間作りだけでなくトータルでお客様に合うスタイルを提案しています。不思議な形のオブジェや、ヴィンテージ、現代のアーティストのものもふくめて個性的な商品を取り扱っていまして、自分が好きな世界観が確立されているお客様も多くご来店されます。そんな方々にもお気に入りのテイストだけでなく、新しく心惹かれるものに出会っていただけるようなご提案もさせていただいています。もしかすると、そこからプラスアルファの別世界が広がるかもしれないと思っております。
ー 自分が知らなかった世界を体験してその魅力に気づいたら、好みの振り幅が広がりますね。
それが楽しいです。お客様から、こちらからご提案させてもらったものをコーディネートしたご自身のお部屋の写真を見せてくれて「家に帰るのが楽しみになりました」と言ってもらえたりすると嬉しくて。また、インテリアにあわせて「こういうファッションはいかがですか?」とご提案し服も好きになっていただけたり、逆に、お客様のお部屋のコーディネートを拝見して「私はそのアイデアはなかった!」と勉強になることも。そんなふうにお互いに刺激を与え合えるたびに、やはり私は店頭に立つのが好きだと感じますね。
ー それでは、自分らしい空間作りというのはどういうものでしょうか?
私は作家さんやデザイナーさんの想いがこもっているものが好きです。ファッションからインテリアまで手作りのものに弱く、それに触れているのが好きです。空間作りはそんな「使っていて気持ちいい」ものに囲まれているのが大前提です。「この角度から見えるデザインが好き」という置き方も大切にしています。その上で、色や素材をMIXさせながらお部屋を作っていくのが得意ですね。
ー自分が愛しているデザインに囲まれているのが幸せな空間ということですね。
そうですね、部屋ってその人が現れるものだと思っています。空間から人を想像できたり、または人から空間が見えたりした時に、素敵だなと思います。その人の生き方が反映された、その人にしか作れない空間は美しいなと思います。置かれているものも大切に扱われていて、本当に好きなんだなと伝わってきたり。その人にとって本当に心地よい空間なんだろうなあと思います。
ー 今回作っていただいたリビングですが、どのようなコンセプトでしょうか?
愛着があるデザインを集めて楽しむ二人暮らしのお部屋です。テイストはパリのアパルトマン風で、フランスの家でもよく使われる花柄の壁紙を使いました。凹凸があって愛らしく、ヴィンテージ家具とも好相性です。もうひとつの壁は同系色の無地のグレーでバランスをとって、アート作家さんの個性的なインテリアをちりばめています。無地のグレー壁は深いグリーン(OTHER CHOOSE/1)に変更すればさらに重厚感が出てより個性的になります。その場合、カラフルな小物を壁前に追加しますね。
ー 他にサンゲツの壁紙で気になるものはありますか?
イエロー(OTHER CHOOSE/2)と薄ピンク(OTHER CHOOSE/3)、白(OTHER CHOOSE/4)の壁紙を使って、フランスの女の子のお部屋のような空間を作ってみたいです。色自体は可愛いのですがトーンを抑えてあるのでおしゃれな雰囲気にできると思います。貼り方は、壁の1面をピンク、他の2/3くらいを黄色、残り1/3を白にして、そこにカラフルな小物を入れます。小さなベッドがあって、壁前にたくさんの色が効いたおもちゃやオブジェが飾られているようなイメージです。
ー では、壁紙を自分で選ぶ、ということについていかが思われますか?
日本ってフランスなどと違って壁を塗る習慣があまりないと思います。ファブリックで部屋の印象が変わるように、壁紙でかなり印象が変わるので、自分が作ってみたい空間のイメージがあれば、壁紙から選ぶことでイメージにかなり近づけると思いますし、それはとても楽しいことだと思います。家具はなかなか変えられませんが、壁紙なら手軽に変えられるので、お部屋の印象をガラっとチェンジできると思います。