人の想いに寄り添い、暮らしを彩る空間をつくる。
空間総合事業部
スペースデザイン部 中部セクション
デザイナー
K.M
2020年入社
プロフィール
中国四国支社での受発注業務の経験を経て、中部支社スペースデザイン部に異動。現在は、空間総合事業部スペースデザイン部デザイナーとして、ホテル、病院、オフィスビルなどの非住宅空間のコーディネートを担う。
Q1.私がサンゲツに入社した理由とこれまでの歩み 自分が関わる仕事で、誰かの暮らしを豊かにしたい
私は大学時代のゼミで「まちづくり」をテーマに活動していました。地方都市の商店街を訪ねて、地域の人の流れや暮らしが工夫次第で変わる様子を目の当たりにして「自分も人の生活を豊かにする仕事がしたい」と思うようになったのです。
就職活動では、アパレル業界なども含め幅広い業界を見てまわりましたが、軸は一貫して「自分が関わったことで誰かの暮らしを豊かにしたい」。その中で出会ったのがサンゲツです。インターンや懇親会で社員の方とお話ししたときに、温かい雰囲気に惹かれました。さらに面接で自分の言葉を丁寧に引き出してくれる姿勢に「ここなら安心して自分を出せる」と感じたことを覚えています。
入社後は中国四国支社に配属され、受発注業務を担当。午前に入った注文を午後に出荷するようなスピード感のある現場で、物流担当や営業担当との連携を徹底的に学びました。締めの時間までに正確に情報を伝えること、報・連・相（ほうれんそう）を欠かさないこと、突発的な変更にも臨機応変に対応すること。ここで培った力は、今のキャリアの基盤になっています。
Q2.今取り組んでいる仕事と感じるやりがい 使う人の目線や想いに寄り添い、空間をデザインする
現在は、東海・北陸エリアを中心に、営業と連携しながら病院やオフィス、ホテルなどの空間デザインを行っています。サンゲツというと壁紙やカーテンのイメージが強いかもしれませんが、壁だけでなく天井、床材、家具などの仕上げをどう組み合わせるかを考え、お客さまに提案するのが主な仕事です。
例えば、ホテルの改装に関わったときは壁・天井・床材に加え、家具に貼る粘着剤付き化粧フィルムであるリアテックの提案も行いました。お客さまに完成後のイメージが伝わるよう、商品施工イメージのデータや商品サンプルを貼り付けたボードでまとめてご覧いただくのですが、自分が提案したコーディネートが、お客さまに喜んでいただけたときには、やりがいを感じます。
オフィス案件を担当するときは、そこで働く人や訪れる人の目線を想定しながら提案を考えます。案件によっては、営業に同行してお客さまにプレゼンテーションすることもあります。自分の提案内容に関して、お客さまのリアクションやご要望を直接聞ける機会は、とても勉強になりますし、やりがいにつながっています。
Q3.成長できた経験と、これから挑戦したいこと 日々の挑戦と成長を経て「自分の仕事で人の暮らしを豊かにしたい」
成長を実感した瞬間は、ハウスメーカーや工務店向けに行ったセミナーです。私は大勢の前で話すのが得意ではなく、最初は原稿を見ながら一方的に説明するだけで精一杯でした。しかし回数を重ねるうちに、クイズ形式にしてみたり、お客さまに問いかけをしながら進めたりと工夫できるように。参加者の反応が少しずつ変わり、自信もつきました。
もう一つは、マンションのモデルルームのコーディネートをした経験です。壁や床だけでなく、家具や照明、小物まで含めた空間全体を提案する案件で、当時の私にとっては大きな挑戦でした。立地や周辺の競合物件を調べ、そこに住む人の年齢や家族構成、収入層を想定し、40代共働き夫婦、60代ご夫婦、独身女性などのペルソナ（ユーザー像）を設定してプランを考えました。先輩方のサポートを受けながらも、自分なりにコンセプトを立て、提案資料を作成するという過程で、知識やスキルが向上したことを実感しました。
今後も学生の頃から抱いていた「自分の仕事で人の暮らしを豊かにしたい」という想いを胸に、より幅広い空間提案ができるデザイナーになりたいです。
