熱意と信頼が営業の武器。
提案がカタチになり、街に刻まれる。
東京支社
営業四課
S.S
2016年入社
プロフィール
名古屋での研修後、東京都練馬区エリアで営業を担当。その後横浜エリアに異動し、大手工事店を中心に担当しランドマークとなる建築プロジェクトに携わってきた。現在は東京支社で大手工事店担当として営業活動に取り組む。
Q1.私がサンゲツに入社した理由とこれまでの歩み 量を質に変える現場力。協力のできる職場風土こそ、私たちの強み
父がゼネコンで働いていて、建設業界は子どもの頃から身近に感じていました。ただ、就職活動のときは特定の業界に絞らず、ITや食品など幅広く受けていました。正直に言えば、「大きな会社で働きたい」という気持ちもありました。
そんな私でしたが、何気なくサンゲツの説明会に参加し、先輩社員が「仲間と協力して現場を進めることが楽しい」と語る姿に共感しました。大学時代、私は大学祭実行員会の活動をしており、仲間と時間を忘れて没頭し、一つのものを創りあげるプロセスで成長した経験がありました。先輩社員の話から共通するものを感じて、サンゲツで働くイメージが深まり、その後入社する決め手となりました。
入社後は東京都練馬区の営業を担当。当時の上司から「まずは量をやること。そのあと量を質にする営業をしてほしい」と教えていただき、初期配属当初はひたすら営業していました。
営業活動を重ねた分、商品や納期などの色々な宿題を持って帰ってくることとなり、先輩にたくさん助けていただいたのを覚えています。先輩だけではなく、時にはお客さまにも施工や商品について教えていただくこともありました。
特に練馬区は施工店が多く、必然的に現場経験が多くなりました。その後、工事店経験を買われてか横浜エリアで大手工事店を、現在は東京で大手工事店を担当しています。
Q2.今取り組んでいる仕事と感じるやりがい 信頼がカタチとなり、街に残る仕事
現在は東京支社で、都内を中心に大手建設会社や工事事業者へ営業活動をしています。担当する案件は、オフィスビルやホテルなど大規模な建物が多く、現場に行くとそのスケールに驚かされます。
建設プロジェクトの商品選定には多くの関係者が関わりますが、誰が最終的に決定するのか、いつ商品を選ぶのかは案件ごとに異なり、しかも流動的です。その中で私の役割は、必要な情報を正確につかみ、タイミングよくアプローチ・提案することです。
大きなやりがいを感じたのは、横浜みなとみらいエリアの大型複合施設案件です。当初は他社商品で決まっていたのですが、工事事業者との信頼関係を築き、熱意を持って提案を続けた結果、当社の商品を採用いただくことができました。価格だけでなく「清水なら任せられる」と思っていただけたことが、何より嬉しかったです。
営業は数字を追う仕事に見られがちですが、実際には「人との信頼関係」が成果を生みます。自分の提案がカタチになり、街に残っていく。そこに、この仕事ならではの醍醐味を感じています。
Q3.成長できた経験と、これから挑戦したいこと 今度は自分が支える立場となり、仲間に恩返しをしたい
横浜エリアで経験したみなとみらいの大型複合施設案件での仕事は、単に商品を納品し、スケジュールを管理するだけではありませんでした。日々現場に通い、職人さんたちが自身の仕事に集中できる環境をつくるため、現場のあらゆる状況に気を配り、率先して動くことを心掛けていました。内装材に限らずさまざまな職人さんとの対話を重ねる中で、時には施工管理のような視点を持ち、プロジェクト全体が円滑に進むよう尽力しました。慣れない業務で大変なことも多く、正直に言って苦しい日々でしたが、これまでに培った現場経験をいかしてさらに対応・提案力を伸ばすことができました。
数多くの現場での学びを通じて、営業の幅も広がったと感じています。「この素材はこう使えば仕上がりがきれいになる」「以前はこんな使い方をした」と具体的な提案ができるようになり、お客さまからの信頼も増しました。現場の視点をもって、実現可能な提案ができること。これが自分の強みの一つです。
これから挑戦したいのは、後輩や周囲を支える存在になること。仕事の厳しさに心が折れそうになる時はありますが、壁を乗り越えないと大きく成長できないと私は思っています。私が苦しかった時に背中を押してくれた同僚や、挑戦の機会をたくさん与えてくれた先輩がいたからこそ、挑戦し乗り越えてこられたと思います。今度は私が誰かにとっての支えになり、機会を与えられるような人になっていきたいです。