写真:K.Iさん

仕事は「自分事」にした瞬間、輝きだす。
困難の後にはいつも感動が待っている。
九州支社 営業課 K.I 2015年入社

プロフィール

学生時代に内装工事のアルバイトで壁紙の魅力を知り、サンゲツに入社。入社後は営業としてさまざまな業種のお客さまと関わりながら幅広い案件に携わる。現在は販売代理店や大手内装施工事業者を中心に担当し、空間づくりを裏側から支えている。

Q1.私がサンゲツに入社した理由とこれまでの歩み 大学時代のアルバイトで壁紙の魅力を知り、インテリア業界へ

大学時代、内装職人の叔父の元で仕事をしていた際に感じた驚きが、今の仕事の原点です。「壁紙一つでここまで空間は変わるのか」。家具や照明のように直接訴えかけてくるものではないですが、面積の広い壁紙は部屋全体の印象を決める大切な要素であると実感。そこに惹かれ、インテリア業界を志すようになりました。

就職活動では、当時のサンゲツの企業理念に共感。また、面接で会社のきれいな部分だけでなく「泥臭い仕事もある」とリアルに伝えてもらい、誠実さを感じ「ここなら信頼して働ける」と確信しました。

入社後、営業として担当したエリアには、個人運営の設計事務所や内装工事業者も多く、飛び込みでカタログを持って営業に行くなど、コツコツと経験や、顧客との信頼関係を積み上げてきました。その後、大手設計事務所やゼネコンを担当し、ホテルやオフィスビルなど大規模物件にも携わるように。自分が関わった物件が街のランドマークの一部になることが、誇りとやりがいにつながっています。

写真:K.Iさん

Q2.今取り組んでいる仕事と感じるやりがい 空間づくりのハブとなって関係者をつなぐ

現在は九州支社で、販売代理店への営業を担当しています。販売代理店のビジネスパートナーとして深く関わり、物件情報の収集からスタートします。これから始まるプロジェクトの初期段階から情報をキャッチし、「サンゲツの商品をどう採用いただくか」を戦略的に提案していくのが、この仕事の醍醐味であり、現場からの問合せにスピーディに応えることが、私の重要なミッションです。商品提案時のサンプル手配から採用獲得後の納品段取りまで、全てを管理し、一つとして現場の工事を止めないよう調整することに全力を注いでいます。

また、地域のランドマークとなるような重要プロジェクトにも関わっています。お客さまの「頭の中にあるイメージ」を具現化するため、スケジュールの打合せから、図面の読み込み、納品の段取りまで、全工程の情報と、関わる人をつなぐ「空間づくりのハブ」として機能。社内外のプロフェッショナルと協働し、お客さまの想いを込めたイメージを最高の形で実現する。そのプロセスと結果に、圧倒的なやりがいを感じます。

特に印象深いのは、ある有名建築のオフィス案件。設計事務所の妥協しない細かなこだわりと、施工事業者とのタイトなスケジュール調整に本当に苦労しました。しかし、最終的には求められた最高の品質で納品が実現。完成後、設計士とテナントの社長から直接「ありがとう、理想通りだ」と感謝され、握手した瞬間の感動は今も鮮明です。自分の提案した素材が、人々の目に触れ、空間の価値を決定づける。そこに、サンゲツの営業として働く大きな意義と誇りを感じています。

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Q3.成長できた経験と、これから挑戦したいこと 「受け身から能動へ」スイッチが入った瞬間

入社当初は与えられたことだけをこなす「受け身」の姿勢が強く、今では信じられないことですが、自分の担当顧客の物件で発生したトラブルに対してもどこか他人事のような態度をとっていました。ついに大炎上する失敗をしてしまい、多くの関係者に迷惑をかけることに……。その際に上司から「最後まで自分事として向き合え」と厳しくも温かい指導を受けたその瞬間、スイッチが入りました。

それ以降は積極的にターゲット顧客の設定とアプローチを行い、携わる案件では事前にリスクを洗い出し、在庫や納期スケジュールの管理でミスが起きないようチェックリストの作成や関係者との情報共有を徹底。業務の精度が上がるほど成果も評価も伸び、仕事が楽しくなりました。「どう動けばお客さまに喜んでもらえるか」を自分で考え、能動的に動くスタイルが身についたのは大きな成長です。

これからの目標はマネージャーになること。単に肩書きを得ることが目的ではなく、部下や後輩のやりがいと成長により深く関わりたいからです。現在は動画学習や業務を通じてマネジメントについて学び、外部研修でアウトプットするなどして、スキルを磨いています。お手本となるようなチーム運営を実現して、九州支社から全社へと広げていきたいです。

写真:K.Iさん

これから仲間になる
皆さんへの
メッセージ

自分を知ることが、成長の第一歩

就活中によく「自己分析をしなさい」と言われましたが、当時は「自分のことは自分が一番わかっている」と自己分析を軽んじていました。ですが今思うと、自分の本当の価値観や大事にしていることを、当時は理解できていなかったと思います。
だからこそ、学生の皆さんにはじっくり自分と向き合う時間を取ってほしいです。子どもの頃から好きだったことや大学で夢中になったことを振り返ると、自分の強みやどんな環境で力を発揮できるかが見えてくるはずです。その上で「この会社なら自分が成長できる」「社会に価値を届けられる」と思える企業を選んでください。自己分析を通じてサンゲツを「ここだ」と思えた方と、ぜひ一緒に働きたいと思っています。

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